Webアプリケーションを開発するエンジニアを2年経験し、2022年4月からプロダクトマネージャー(以下、PdM)にキャリアチェンジし、現在も変わらずPdMとして働いています。
別の職種からPdMにキャリアチェンジした僕ですが、少し前に未経験からのPdMへの転職について以下のツイートをしました。
「未経験からPdMにキャリアチェンジできるのか?」についてSNSでよく目にする情報や僕が転職エージェントと話して得た話も交えてまとめます。PdMへの転職・キャリアチェンジに興味がある方はぜひ最後まで読んでみてください。
未経験からプロダクトマネージャーになるのは可能か?
結論、もちろん可能です。まず僕が実際にエンジニア→PdMにキャリアチェンジしていますし、自分の周りでも数名エンジニアからPdMにキャリアチェンジしている知人がいます。
まず、「PdMに興味がある!」という方に対しては「ご安心ください。可能です。」と自信を持って言えます。
ではどうやってPdMになるのかでいうと大きく「転職でのキャリアチェンジ」もしくは「社内でのキャリチェンジ」があると思います。
僕が知っている限りでも転職によってPdMになった方、社内でキャリアチェンジしてPdMになった方どちらもいます。
どんな職種でも未経験からプロダクトマネージャーになることは可能か?
こちらも可能です。
プロダクトマネージャーは以下のThe Product Management Triangleのとおり
- 開発
- ユーザー
- ビジネス
全てに関わる必要があります。

プロダクト開発に関する広い領域のスキルが必要なので、特定の職種の経験がないとPdMになれないということはありません。「日本で働くプロダクトマネージャー大規模調査レポート 2022 by pmconf」を公開しました #pmconf_surveyによると現役PdMが過去に経験した職種は以下のように多岐にわたります。
- エンジニア
- 事業企画
- 営業
- マーケティング
- カスタマーサポート
- デザイナー
- QA(品質保証)
ここからは僕の個人的な意見ですが、PdMになりやすい職種は存在すると思います。それはエンジニアです。
過去にPdM転職に詳しい(強い)転職エージェントと話したことがあるのですが「どの職種からもPdMとして転職することは可能だが、企業側から1番喜ばれるのはエンジニア」と言っていました。僕も周りでも他の職種からPdMになった人はたくさんいますが元エンジニアが圧倒的に多いです。
なぜエンジニアがPdMになりやすいかというと、PdMとしてプロダクトをどうしていくかを考えるときに実際に開発経験があることによりメリットが大きいからだと考えます。PdMはどう作るのか?(How)に深く関わる必要はないですが、ある施策がどれくらい工数がかかるのか?をイメージしやすかったりエンジニアとのコミュニケーションを取りやすいことなどが強みです。
まとめ:どんな職種からでもプロダクトマネージャーになることは可能だが、エンジニアが1番なりやすい
ただし先述したとおり、エンジニア経験がないとPdMになれないというわけではありません。
未経験からのPdMへのキャリアチェンジに関する僕の意見は以下のとおりです。
- どの職種からでもPdMへのキャリアチェンジは可能
- エンジニア経験はPdMへのキャリアチェンジにおいて強みになる
ご参考になれば嬉しいです。
繰り返しになりますが僕はエンジニアからPdMにキャリアチェンジしました。これまでの経験からPdMにキャリアチェンジして変わったことやPdMに向いているエンジニアの特徴も記事にまとめています。


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