最近かなりバタバタしており全然記事を書けていなかったのですが、ようやく少し落ち着いたので久しぶりに書いています。
本記事では
自分の時給(単価)は相場に比べて適正なのか把握できていますか?
という話をしようと思います。
突然ですが、皆さんは副業していますか?
副業といっても以下のように時給いくらで契約したり、ここまで終わったらいくらなど色々なケースがあります。
- 納品型:Webサイト制作やデザイン制作など
- 月額型:SNS代行など
- 時給型:業務委託での業務支援など
- 起業型:自分で会社を立ち上げるなど
色々とある副業の中でも多くの方が現在しているもしくはこれからしようと思っている副業は、上の「起業型」を除いた3つのどれかなのではないかと思います。
ちなみに僕が現在(2023年5月時点)でメインでしている副業は「時給型」ですが、これまでには上の3つは全て1度は経験しています。
2020年〜2022年の2年間はエンジニアとして働いていてため、知人には現役エンジニアが多いのですが、エンジニアが副業する場合は「時給型」、いわゆる業務委託/副業エンジニアとして働いている方が多いかと思います。
そこで、大事なことであり、自分ではよくわからないけど、人によってかなりばらつきがあるのでが単価(時給)です。
つまりそのいくらで働くかです。
僕の知人には本業でも副業でもエンジニアをしている人が結構いるのですが、”時給”の話をした際に「え、安すぎませんか?」と思うことが少なくなかった(逆に「高い!羨ましい!」と思うこともあります)ので、本記事では自身の経験と知人からキャッチした情報などを踏まえ
- エンジニアが副業するときの平均単価(時給)
- 自分の単価(時給)が相場とかけ離れていた事例
などを書きます。
初めてに書いておくと、本当はもっと高い単価(時給)で働くことができる人は結構いると思います。
現在副業でエンジニアをしている方、これから副業エンジニアとしても働いてみたいと思っている方には参考になる内容だと思います。
エンジニアが副業するときの平均単価(時給)
エンジニアが副業するときの平均単価は僕の感覚としては以下のような感じです。
エンジニア歴 | 単価(円/時間)※税抜 |
---|---|
半年〜1年 | 2,000円〜3,000円 |
1年〜2年 | 3,000〜4,000円 |
2年〜3年 | 4,000円〜6,000円 |
3年以上 | 5,000円〜 |
表のヘッダーに「※税抜」と記載していますので、実際に手元に入る金額は単価の1.1倍になります。(例:時給(税抜)4,000円→4,400円)
“エンジニア歴2年〜3年:4,000円〜6,000円”を見て「6,000円!?高すぎないか?」と思われる方もいるかもしれませんが、実際にその金額で契約している知人がいたのでここでは一応書いています。

安心してください。僕も思いました。
表にまとめた数字はあくまで個人の感覚をもとに設定した相場なので、
- 個人のスキルレベル
- 参画する(契約する)企業との関係性
- 参画する(契約する)企業の資金状況
“参画する(契約する)企業の資金状況”とは例えばスタートアップの場合、資金調達直前と資金調達直後だとエンジニアに提示できる単価が変わると思います。
参考までに僕がエンジニアとして副業を始めたのはエンジニア歴1年半(1.5年)だったのですが、時給3,000円(税抜)でスタート、エンジニア歴が2年を超えたタイミングで4,000円(税抜)に上げていただきました。
自分の単価(時給)が相場とかけ離れていた事例
エンジニアが副業をするときの単価(時給)の相場をまとめたので、次は僕の周りで副業の単価(時給)を上げることができた事例を1つだけですがご紹介します。
エンジニア歴2年ちょっとで現在進行形で副業エンジニアとしても働いている方から「エンジニア2〜3年目の副業の時給相場ってどのくらいが妥当だと思います?」と相談をいただいたことがありました。
その方は2,100円/時間で働いていました。(税込か税抜かはわかりません)
僕は先ほど載せた表どおりに「4,000円以上が相場だと思うので、交渉しても良いと思いますよ」というお話をさせていただいた結果、実際に交渉されて2,100円→3,500円に上げてもらったと報告をいただきました。
4,000円には届かなかったですが、時給が結構上がってよかったなと思いますし、本人もご満足されていたので本当に良かったなと思います。
1時間あたり1,400円上がったので、仮に1ヶ月に40時間働いたら56,000円も上がりますからね。かなりデカいです。
単価(時給)の交渉は積極的にやった方が良いと思っています
僕の意見ですが、単価(時給)の交渉は積極的にやった方が良いと思っています。
時給は相場より低い理由は以下が考えられます。
- 自分のスキルレベルが低い
- 自分が適正な単価(時給)を知らない
- 相手(企業や個人事業主)が適正な単価(時給)を知らない
1つ目の”自分のスキルレベルが低い”の場合は交渉しても意味が上がらないと思いますし、強欲だと思われる可能性があるので少し注意ですが、2つ目、3つ目のケースの方が圧倒的に多いと思います。
日本人はお金に対する主張が控えめだと言われることがありますが、僕がガンガン自己主張しても良いと思っています。
同じ1時間働いて、少しでも稼ぐことのできる金額が増えるならそのチャンスは自分から掴みに行くべしです。
もちろんそのためには”自分がちゃんとバリューを出している”と自分で思える状態であるべきなのは前提として忘れてはいけないと思っています。
とはいえ、上記のように”バリューを出している”、つまり事業に貢献しているかどうかは自分ではなかなか判断できないものです。
1つ目の”自分のスキルレベルが低い”状態で交渉することを防ぐためには、
- 自分のこと(ここではエンジニアとしての自分のこと)を知っている人に相談してみる
- 参画先の方と1on1して率直な意見を聞いてみる
などが大事だと思っています。
特に後者の場合、参画先の方からよい評価をもらったらその流れで「時給少し上げていただきたいんですけど」と話しやすいです。
とにかく、まずは情報を集めて自分の状況をちゃんと知ることが大事だと思います。
さいごに
ここまで副業でエンジニアとして働くときの単価(時給)について色々と書きました。
僕は現在はエンジニアとして副業はしていませんが、今後副業で別のお仕事をすることになったら契約形態(自給型なのか納品型なのか)は関係なく“相場”は大切にしたいと思っています。
相場を知るためには経験のある方と話して教えてもらうことが確実です。
皆さん、素敵な副業ライフをお送りください♪
【余談】
ここまで副業を話を書きましたが、僕が副業エンジニアをして感じたことをストレートに書いています。


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