
現在、正社員でエンジニアとして働いています。
フリーランスエンジニアになると働き方はほとんど変わらないのに収入が一気に上がるという話をよく聞いたりSNSで見たりするので、かなり興味があります。
ただ、正社員エンジニアがフリーランスエンジニアになるメリットばかり目にするのですがデメリットはあまり見かけないので、現役フリーランスエンジニアの生の話を聞いてみたいです!
こんな悩みを解決します。
- 現在正社員エンジニアでフリーランスエンジニアに興味がある人
- フリーランスエンジニアになったばかりの人
- フリーランスエンジニアとして働くデメリットを知りたい人
ここ数年、”エンジニア”はかなり注目される職種になりました。
エンジニアの働き方には主に“正社員”と“フリーランス”があり、最近は特にフリーランスエンジニアとして働く人が増えてきています。(僕の周りにもフリーランスエンジニアの知人はたくさんいます)
この記事では、現役フリーランスエンジニアに聞いたエンジニアがフリーランスとして働くデメリットをご紹介します。


- エンジニア歴:約4年
- フリーランス歴:約2年
- 2児のパパ、アラサー、地方在住
- Twitterはこちら
前提:フリーランスエンジニアはメリットがたくさんある
この記事ではフリーランスエンジニアのデメリットをご紹介しますが、前提としてフリーランスエンジニアにはメリットがたくさんあります。
メリットは例えば以下のようなものがあります。
- 働き方は正社員とほとんど変わらないけど収入が上がる
- 参画案件を変更しても経歴が増えない
- 経費にできることが増える
- 参画先が微妙だったらすぐに案件を変更することができる
- 会社の行事や全社的なプロジェクトに関わらなくて済む(これは好き嫌いあると思う)
この記事では
フリーランスエンジニアはメリットがたくさんあるけど
こういうデメリットを感じている現役フリーランスエンジニアもいるよ!
という内容をまとめていますので、1つの情報として参考にしていただけたらと思います。



前置きが長くなりましたが、りょうまさんにフリーランスエンジニアのデメリットを聞いていきます!
フリーランスエンジニアのデメリット



では早速、フリーランスエンジニアのデメリットを教えてください!



今の僕にはフリーランスエンジニアの働き方は合っているという前提で、長期的なキャリアを考えたときに感じたデメリットをお話ししますね。
デメリットは大きくこの2つを感じています。
1. 新しいスキルの獲得は難易度が高い
2. ソフトスキルがつかない



ほお、それぞれ聞かせてください!
フリーランスエンジニアのデメリット:新しいスキルの獲得は難易度が高い



「新しいスキルの獲得はハードルが高い」について、詳しく教えてください!



実務経験のない技術の案件に参画しようとした場合、現在の単価をキープ or アップさせるのはかなり難易度が高いです。
もちろん、今の単価から下げればそこまで難しくないと思います。
例えばRailsの実務経験があるフリーランスエンジニアがReact+Railsの案件に参画しようとすると、50%はスキルが被っていることになります。
この場合、Railsの開発でまずはバリューを出して少しずつReactのタスクにアサインしてもらうという手はありますが、案件参画時に50%被っていない場合は残りの50%をカバーできる何か(強み)をアピールしないとなかなか厳しいと思います。
20〜30%くらいしか被っていない場合はかなりきついです…



なるほど。
ありがとうございます!
フリーランスエンジニアは業務委託なので、基本的には即戦力として参画しますもんね。
正社員のようにポテンシャル採用の可能性が低いのも納得です。
余談ですが、僕が未経験からプロダクトマネージャーになれたのは正社員としての入社だったのがかなり大きいと思っています。
フリーランスエンジニアのデメリット:ソフトスキルがつかない



「ソフトスキルがつかない」についてもお願いします!



フリーランスエンジニアは基本的にアサインされた開発タスクを粛々とこなす働き方なので、他部署を巻き込んでプロジェクトを推進したり、メンバーマネジメントや組織作りとかには関わることができません。
(フリーランスエンジニアはそういう働き方なので「ソフトスキル」を身につけることを求めるのは違うかもしれませんが…)
1人で黙々と開発をするスタイルが好きな人が問題ないですが、僕みたいに「ずっとこれやってちゃダメだな…」という気持ちがある人はその葛藤と戦い続ける必要があります。



なるほど。
ちなみに、フリーランスエンジニアでも提案とかできないんですか?



はい、僕も普段からしてはいるのですが、やはり1人のプレイヤー止まりの提案になっちゃうので、もっと高レイヤーの提案をしたり、タスクに関わることはなかなか難しいですね。
(CTOやVPoEとかになればそのような仕事をすることができると思います)
「ソフトスキルがつかない」というのはフリーランスエンジニアだけでなく正社員でも同様かもしれませんが、フリーランスの方がより顕著だと思います。
最後に
現役フリーランスエンジニアのりょうまさんにフリーランスエンジニアのデメリットを聞いてみました。
エンジニアが独立してフリーランスになることには多くのメリットがありますが、デメリットもいくつかあるのでフリーランスエンジニアになる前にデメリットも認知しておくことは大切だと思います。
今回インタビューさせていただいたりょうまさんのTwitterを貼っておきますので、ぜひフォローを!
このブログではりょうまさんの他にも色々なエンジニアにインタビューしていますので下の記事も合わせて呼んでみてください。


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