2022年も残すところあと少しになったので、この1年を振り返っていきます。
昨年の振り返りは多くの方に読んでいただきました⇒Webエンジニアとしての2021年を振り返ります(2022年の目標も)

- 2016年に地方国立大学院(機械工学)を卒業し、大手重工メーカーに入社しプラント事業部門に配属
- このままの人生では将来詰むと思い、2019年10月にプログラミング学習スタート
- 2020年4月にエンジニアにジョブチェンジ
- 2年エンジニアの経験を積む
- 2022年4月に現職にプロダクトマネージャー(PdM)という名の何でも屋 兼 エンジニアとして入社
- 途中でコーディング業務はほぼ無くなり現在に至る
大学院を卒業してからは大手重工メーカーで技術職→エンジニア→プロダクトマネージャー(PdM)という経歴です。
今年は
- 人生初のスタートアップでの勤務(しかも、アーリーフェーズ)
- プロダクトマネージャー(以下、「PdM」)へのキャリアチェンジ
と、人生の中でもエンジニアにキャリアチェンジした2019-2020年の次に激動、そしてハードな1年でした。
2022年の途中でエンジニアからPdMにキャリアチェンジしているのと本業以外にも色々した1年だったので
- エンジニア編(2022/1〜2022/3)
- PdM編(2022/4〜2022/12)
- 個人活動編
に分けて書いていきます。

自分のための振り返り記事ですが、興味を持っていただいた方はぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです!
2022年の振り返り:エンジニア編(2022/1〜2022/3)
2022年1月〜2022年3月までは前職である大阪の自社開発企業でエンジニアとして仕事をしていました。
言語・フレームワークでいうとLaravel、TypeScript、Next.jsあたりをメインで触っていました。
AWS ECSへのデプロイを頑張った
担当案件の開発がひと段落し、AWSのECS(Fargate)にデプロイするタスクをメインに担当していました。
エンジニア2年目の終わりにして初めてのガッツリとしたインフラ業務だったのでめっちゃ大変だった記憶があります。そしてインフラの仕事は全然面白くないなと思いました。(個人の感想です)
ただ、貴重な体験だったので、しっかりと技術記事を書きました。




他には以下のような業務も担当していました。
- 機能開発(コーディング)
- チームメンバーのタスク管理
- コードレビュー
- 実務未経験で入社したエンジニアのメンター(教育担当)
メンターをしたときのことはこちらに書いています。


転職活動をした
エンジニアになって2回目、人生3回目の転職活動を行いました。(当時、実務経験1年10ヶ月くらい)
そのときのことはこちらに別途詳しくまとめています。⇒「実務経験2年のWebエンジニアの転職活動談」を書きました


転職活動を始めたときは少しPdMに興味を持っていたもののキャリアチェンジするイメージなく、可能性も低いと(勝手に)思い、「エンジニアとしての転職先」を探していました。
色々企業とのカジュアル面談、選考をした結果、年収アップかつPdMへのキャリアチェンジという条件で転職することができたのは本当にラッキーだったと思います。
まだまだエンジニアがPdMとして転職するケースはそこまで見ませんし、キャリアチェンジする難易度もそれなりに高いと感じました。
2022年の振り返り:PdM編(2022/4〜2022/12)
2022年からは現職での話です。
現職(アーリーフェーズのスタートアップ)に転職した
今年の4月に現職に正社員4人目(CEOを除くと3人目)で入社しました。
入社エントリー:SecureNavi株式会社に入社しました〜入社理由と働いた感想〜


これが2022年で1番大きな変化でした。
入社初日にCEOから「◯ヶ月後を目標にこれ新しくリリースして新規顧客の受注したいので、やっていただきたいです!よろしくお願いします!」と言われ、「はい、わかりました!やってみます!」と答えてから、僕のスタートアップでの戦いを始まりました。
ぶっちゃけ任された瞬間は「は?情報それだけ?」とスタートアップの洗礼を受けたのが懐かしくもあり印象に残っています(笑)が、「よし…やったるぞ!」とモチベーション高く取り組めました。
初めてスタートアップで働いて僕の同じことを思った人が少なくないはず…
商談や顧客対応に同席させてもらったのがとても良い体験だった
入社してすぐに自社の事業・サービスを深く知るためにセールス(営業)の商談に同席させてもらいました。
結論、とてもすごい良い体験でした。
また、CSがお客さんと話す場にも同席させてもらいましたが、これもまた良い体験でした。
実際にこれから顧客になるかもしれない商談相手、自社のサービスを使ってくれている顧客と話すことで以下のことなどを知ることができます。
- セールスはプロダクトのどこをアピールしているのか
- 商談相手はどんな反応しているのか(刺さっているか)
- 既存ユーザーはプロダクトを使ううえでどこにつまずいているのか
- CSはどのようにユーザーを成功に導いているのか
開発サイドは普段はなかなかユーザーと接する機会が少ないと思うので、1回でも良いので商談などに同席してみることがおすすめです。
僕が今後別の場所で働くことになったとしても、絶対に入社後すぐに商談や顧客と対面で話す場に顔を出します。
人生初のユーザーインタビューを経験した
新しくリリースする大きめの機能をつくるために、ユーザーの課題を設定する目的で人生初のユーザーインタビューを実施しました。(インタビュータイプでいうと「探索型」ですかね)
プロダクトマネジメントのすべてやユーザーインタビューのやさしい教科書などでユーザーインタビューの実施に必要なことや大切なことをインプットし、インタビューを設計→CEOにレビューしてもらうを反復し、複数名の方にインタビューを実施しました。
うまくできたところもあったのですが、反省点もそれなりに多かったのでとても学びになりました。
⇒駆け出しプロダクトマネージャーのユーザーインタビュー体験談


インタビューでどれだけ良いインサイトを得ることができるかどうかは、事前準備(設計)の質で決まるなと思いました。多分、今インタビューを実施したら「当時の自分何してたの?」と思うだろうな…
エンジニアの採用活動に携わった
エンジニアになったときからしてみたかったエンジニアの採用活動に携わることができました。
ちなみにCEOに「エンジニア採用に関わりたいです!」と言って、CEOから「もちろんです!やりましょう!」とトントン拍子で決まりました。(これがスタートアップの良さの1つや)
実際にやってみて思ったことはエンジニア採用はめちゃくちゃ大変ということです…まじで良いエンジニアが採用できない…
ちなみにとある超有名スタートアップの方もエンジニア採用はきついって言ってたので、そりゃアーリーフェーズの知名度も全然無いスタートアップはきついよね…となりました。
弊社、エンジニアなどいくつかのポジションで採用を頑張っているので、少しでも興味ある方はTwitterのDMから僕に連絡ください!リファラル採用もやっております!
ミーティングの質が事前準備で決まることを体感した
「エンジニアがプロダクトマネージャー(PdM)になって変わったこと」にも書きましたが、エンジニア→PdMにキャリアチェンジして、エンジニアのときよりミーティングの数が圧倒的に増えました。
⇒エンジニアがプロダクトマネージャー(PdM)になって変わったこと


そして、ミーティングの質は事前準備で決まることを強く感じました。
実施当日までに
- このMTGのゴールは何か?
- そのために何を説明したり議論する必要があるのか?
- 必要に応じて可視化できる補足資料
などを準備しておくことでミーティングの質は驚くほど上がります。逆に事前準備を怠るとミーティングが時間の無駄になります。
これ、自分が主催したらめっちゃわかるので、主催したときは1度準備せずに臨んでみると良いと思います(笑)
あと、事前準備ができていないままミーティングを実施しても時間の無駄になる可能性があるので、リスケしても良いのではないかと思っていたり。
自分がメインで担当した仕事で会社に利益をもたらすことができた
これが今年ダントツ1番で心に残ったことであり、達成感を感じたことです。
4月に現職に入社してからの9ヶ月間、新規機能をリリースするためにユーザーインタビューから始まり、MVPの仕様決め、開発、開発タスクの管理、商談、顧客対応などを担当してきました。
(利用マニュアル用の動画の撮影→編集→YouTubeにアップもした笑)
しかも事業成長にかなり重要なやつ。
担当した新規機能はそれ単体で契約が発生するものであり、現在、複数社の企業から受注することができました。
(とはいえ、当初CEOから任されたスケジュールには間に合わなかったんですけどね…)
ほぼ何もないところから始まり、他メンバーの協力を得ながら、リリースし、受注し、会社の利益に貢献することができたのは2022年で1番達成感を感じることができました。
いや、「2022年で」というか社会人人生7年間の中でダントツで1番です
「これが噂の0→1か…」と苦戦しながらプロジェクトを進めてきて、成果を出すことが良かったです。そして良い経験になりました。
とはいえ、Sass事業は受注してからがスタートです。
これから1→10、10→100とグロースさせていくのも未経験ですし大変だと思いますが、絶対に良い経験なので少しでも貢献できるように頑張ります。
事業のコアの部分に関われたり、0→1の経験が積めたり、業績にダイレクトに関われたりできるのがスタートアップの魅力だなと思っています。(合う、合わないはある)
※2023年4月でスタートアップで働いて1年が経つので、そのときに「スタートアップで働くメリット・デメリット」を記事にしようと思います。
商談・CSを担当した
社内のポジションとしては一応プロダクトマネージャーですが、プロダクトをつくって事業を成長させるためには何でもやっています。(何でもやらざるを得ない)
その中で担当した機能の商談に出席したり、受注企業へのCS対応を実施しました。(カスタマーサクセスというよりは今はカスタマーサポート的な感じですが、現在もしています)
商談を実際に担当してみて、1社目の受注を獲得する大変さを感じました。
商談時点で契約実績がそれなりにあればそれをアピールすることはかなり有効ですが、それがないので難しかったです。
セールスメンバーってすげえって改めて思いましたし、商品を1つ売るって大変だなと肌で感じました。
スタートアップはあらゆるポジションのリソースが足りていないので、色々なポジションをやらざるを得ない経験することができるので何でも挑戦してみたいって方にはおすすめです。
2022年の振り返り:個人活動編
ここまでは本業の話だったので、ここから本業以外のことについて書いていきます。
ブログを100記事書いた/平均月間PV数は17,000だった
この記事が2022年に書いた記事の97記事目です。


明日以降で3記事は公開するので2022年書いた記事は100件以上です。
妻子持ちで、スタートアップに勤務、グルメインスタ運営、副業をしながらの生活の中で100記事書けたのは個人的には頑張ったのかなと思います。(まあ…数書けば良いってものではないですけどね笑)
平均月間PV数は約17,000でした。
(203,263 ÷ 12ヶ月 = 16,938PV/月間)


繰り返しになりますが、数をたくさん書けば良いってことでもないので、2023年は記事数よりは月間PV数のUPに重きをおいて、多くの人に読んでもらえる質の良い記事を少しでも書いていけたらいいなと思います。
他にやりたいことがいくつかあるので、2023年はあんまり記事書かないと思う。
ハンズオンの販売数が130件を超えた
エンジニアだった2022年3月頃に気合いを入れて執筆したTypeScript+Next.js+Laravelのハンズオンの販売数が130件を超えました。本当にありがたいです。
⇒【全10回】TypeScript+Next.js+Laravelの開発をハンズオンで学ぼう


※技術の進歩が速すぎるプログラミング業界で、公開から半年以上が経過しているのですでに古くなっているかもしれませんが、興味を持っていただけた方は一度覗いてみてくださると嬉しいです。
転職ドラフトの紹介記事・インタビュー記事の反響がよかった
「エンジニアが転職するならこれは絶対に使うべき!」と思っている転職サービスである「転職ドラフト」を詳しく解説した記事を書きました。
これです⇒エンジニアが転職するなら「転職ドラフト」が絶対おすすめな理由


この記事を読んで、実際に転職ドラフトに登録してくださった方が結構いたようで嬉しかったです。
転職ドラフトは現在転職活動をしていないエンジニアも自分の市場価値を把握するために最適なサービスですし、全エンジニアにおすすめできるのでまだ登録していない方はぜひ登録してみてください。(登録はこちらからできます)
サービスの解説記事とは別に実際に転職ドラフトを使って年収を大幅にアップした人数名ににインタビューさせてもらった記事も書いています。(200万円以上UPした人も…)
⇒エンジニア(正社員・フリーランス共に)へのインタビュー記事まとめ


それ以外にも以下のような方々インタビューさせてもらって記事にしています。合計10名分あるので、楽しめますよ。
- 正社員→フリーランスエンジニアになった方
- フリーランス→メガベンチャーの正社員エンジニアになった方
- ベンチャー→メガベンチャーに転職した方
- 文系学部の学生でメガベンチャーに内定した方
僕はエンジニアをやめたけど、自分がめちゃくちゃ頑張って力つけて転職をハックしたら、1年とか2年でガッツリ年収が上がるの、本当に良い職種だなと思います。
インスタのフォロワーが11,000人を超えた
神戸のグルメ情報を発信しているインスタのフォロワーが11,000人を超えました。
(もう少しで12,000を突破します)


ここ最近は毎月コンスタントにPR投稿のために食事を無料提供いただいているので、“グルメインスタは最高のライフハック”だと思っています。
自分では絶対に行かないだろうなというお店に行くきっかけになっているので、良い経験ができているなと思います。
⇒インスタはこちら(ぜひフォローしていただけると嬉しいです!)
2023年はインスタ運用代行の副業を取りかも。インスタの運用代行界隈に詳しい方いたら情報交換したい(色々教えてほしい)です。連絡ください。
LT登壇を3回した
2022年はイベント・勉強会で3回登壇しました。
(本当はあと数回登壇する予定だったけど、コロナによるイベント中止や自分自身の体調不良によって資料は作ったものの登壇できず…でした)
過去の登壇資料はこちらです。
ノーコードに入門した、そして一旦やめた
2022年はずっと気になっていたノーコードを触ってみました。
Adaloから始まり、FlutterFlow、Bubbleを触りました。
FlutterFlowで作ったスマホアプリはApp Storeに公開したものの、数日でCloseしちゃいました…(詳しくは下の記事で)


最終的にはBubbleを少し触っていたタイミングでなかなか時間がとれなくなり今は一旦何もしていませんが、ノーコードの破壊力を肌で感じで、これは使えるようになっておきたいと思ったので2023年以降は時間を見つけて触ってみたいなと密かに思っています。
エンジニアがノーコードを触ると多分ビビるよ。すごいよ。
エンジニアとしての副業をやめた
1年ほど続けてきた開発の副業をやめました。
理由は、本業で開発(正確にはコーディング)をしなくなったことと、今後も本業でする予定がないからです。(契約は続いている)
⇒エンジニアが副業でエンジニアをすることは「最高」であり「最悪」である


エンジニアの副業は時間単価もよく、良い副収入源だったのですが、時間の切り売りだったので2023年はストック型の収入源を手に入れるために模索する予定です。
ヒゲ脱毛を始めた
11月からヒゲ脱毛をスタートしました。
元々ヒゲは濃くないからまあいいかなという思いと、それでも邪魔だなという思いがあったところで、仲の良いエンジニア友達がヒゲ脱毛を勧めてきたので重い腰を上げて始めました。
先日2回目の施術が終わりましたが、痛いですね…(麻酔は無し)
6回コースで3万円以下とかなりリーズナブルです。(6回でキレイさっぱり消えるのかはちょっと怪しいですが…)


6回終わったときはTwitterで結果報告をします(笑)
最後に
2022年は人生初のスタートアップで働き始めたり、娘が保育園に行き始めたり、エンジニアからプロダクトマネージャー(PdM)になったりと変化の大きな1年でした。
2023年はこのあたりを重点的にやっていきます。
- プロダクトマネージャー(PdM)として強くなる
- ブログの月間PV数と収益の向上
- インスタフォロワーのアップ
- ノーコード、というかBubble(触れたら…)
- 体に投資する
2022年に立てた目標を振り替えった結果、次の1年の目標を立ててもあまり意味がないとわかったので、2023年の目標は立てません(笑)


とはいえ、2022年以上に飛躍できる1年にしようと思います!
1年間お疲れ様でした。このブログを読んでくださった皆様も良い年末年始をお過ごしください。
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