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文章力を上げたい人はまず『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』を読もう

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悩んでいる人

わかりやすい文章を書くのが苦手です。文章を書くときに気をつけるべきことがまとまった「まずはこれを読んでおけばOK」な書籍があれば知りたいです!

こんな疑問にお答えします。

フルリモート&フルフレックスのSassスタートアップでプロダクトマネージャー(PdM)をしているゆーたろー(Twitter)です。

このブログで記事を書いたり、フォロワー1.5万人超えのグルメインスタをしたり色々しています。

1児のパパです。アラサーです。

皆さんは分かりやすい文書を書くことは得意ですか?

仕事をするなかで、ドキュメントを作ったり、チャットやメールでコミュニケーションを取ることはしばしばあります。分かりやすい文章をつくることができることはビジネスマンとしては大きな武器であり、これは陳腐化しないスキルの1つでもあります。

逆に、この重要なスキルが乏しく、文章がわかりにくければ仕事をスムーズに進めることができず…人事評価に影響する可能性もあります。

ではわかりやすい文章を書くための情報やヒントはどうすれば知ることができるのか?

結論、文章力を上げたいなら「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。んでください。

この本は文章術に関するベストセラー100冊分に書かれている重要スキルを1冊にまとめられています。

この記事では本書がおすすめなのは前提として、もう少し具体的に

  • この本がどんな本なのか
  • どのようなことが書かれているのか

を解説します。

※実際にわかりやすい文書を書けるようになるためには本を読むだけでは足りません。自分で書いてみてください。大切なことはインプットした後に実践(アウトプット)することなので。

目次

「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。の概要

「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。
著者藤吉豊、小川真理子
発売日2021/1/8
ページ数224ページ

本書は、文章術に関するベストセラー100冊分の重要スキルを1冊に集約して、説明してくれている優れものです。

文章力を上げるために大事な要素40個をランキング形式で解説しています。その40個の以下のようにカテゴリー分けされています。

  • すべての人に身につけて欲しい7つの基本ルール
  • ワンランク上の文章を書くための13のポイント
  • 気をつけるとさらに文章が良くなる20の秘訣

それぞれの項目について、例文を使って良い例、悪い例と見比べられるようになっていたり、具体的な使い方がふんだんに書かれているのはかなりGoodなところです。

この本を読めば「分かりやすい文章を書くためにどうすれば良いのか」を知ることができますので、まずは「すべての人に身につけて欲しい7つの基本ルール」を押さえるだけである程度文章力を上げることができます。

Kindle版はお得に購入できます

前提:「文章」と「文」の違い

本書でもこの記事でも「文章」と「文」という言葉でてきます。

2つは意外と同じ意味と捉えられがちですが、以下の違いがあります。

  • 文:句点(。)と句点(。)の間の言葉。いわゆる1文
  • 文章:文を集合体

つまり、今みなさんが読んでいるこの部分が「文」であり、この記事全体が「文章」です。(←これは文)

すべての人に身につけて欲しい7つの基本ルール

白と黒の矢印記号

本書では、文章を書くうえで最重要なルールを7つ挙げています。

  1. 文章はシンプルに
  2. 伝わる文章には型がある
  3. 文章も「見た目」が大事
  4. 文章は必ず「推敲」する
  5. 「わかりやすい言葉」を選ぶ
  6. 比喩・たとえ話を積極的に使う
  7. 接続詞を「正しく」使う

この7つのルールや残り33つのポイントや秘訣は実際に書籍を購入して詳しく読んでいただきたいので、この記事では「すべての人に身につけて欲しい7つの基本ルール」のそれぞれがどのように内容なのかを簡単に解説します。

すべての人に身につけて欲しい7つの基本ルール 1位:文章はシンプルに

1位は「シンプルに書くこと」です。

本書では

  • 余計な言葉はとにかく削って、簡潔に
  • 1文の長さの目安は「60文字」以内
  • ワンセンテンス・ワンメッセージ

という段落で説明されています。

分かりやすい文章は必要のない言葉は入っておらず、1文が短く、複数の意味が入っていないということです。

Twitterは1ツイート140文字という制約があるため、1文が長くなってしまうのは仕方ないと思います。が、仕事で作るドキュメントやブログなどでは意識すべきです。

すべての人に身につけて欲しい7つの基本ルール 2位:伝わる文章には型がある

  • 「結論が先、説明があと」の「逆三角形型」が基本
  • 説得力を高めたいときは「結論→理由→具体例→結論」の「PREP法」
  • 論文は「序論→本論→結論」の「三段型」で書く

分かりやすい文章にはすでに「型」が決めっています。

我流で書いても良いことはありませんので、潔く「型」にのっとって文章を書くことをおすすめします。

ビジネスシーンでは1つ目の「逆三角形型」が鉄則です。

ブログでは「PREP法」を用いるのが良いです。(僕のブログではそこまで徹底していませんが、このように書かないといけないなと思っています)

ビジネスシーンにおけるテキストコミュニケーションにおいて僕が気をつけていることや意識していることはこちらにまとめています。

フルリモートで働くうえで”テキストコミュニケーション”で気をつけていること

すべての人に身につけて欲しい7つの基本ルール 3位:文章も「見た目」が大事

「文章の見た目」とは本書では以下のように説明されています。

見た目とは、紙面、誌面、画面の字面(文字を並べたときの印象)のこと

「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。

その「見た目」を良くするための方法として本書では3つのトピックに分けて解説されています。

  • 「余白」で読みやすい印象を与える
  • ひらがなと漢字はバランス重視で
  • 見た目を良くすると、文章のリズムも良くなる

これに関して、本書を読んでおもしろいなと思ったことであり、文章の奥深さを感じました。

文章全体ひらがなと漢字のベストな割合は

ひらがな:漢字 = 2〜3:7〜8

とされています。

僕はこの本を読んで、あえて漢字を使う必要がない部分は漢字を使わないように心がけています。

↑(「心掛けている」ではなく「心がけている」にしている)

すべての人に身につけて欲しい7つの基本ルール 4位:文章は必ず「推敲」する

4位は「一度書きあげた文章はちゃんと見直しましょうね」ということです。

  • 時間を置いて読み直す
  • あえてプリントアウトして読み直す
  • 声に出して読み直す
  • 他人に読んでもらう

ライターなど文書を書くことを生業にしている職種ではないなら、「あえてプリントアウトして読み直す」はする必要ないかと思いますが、「時間を置いて読み直す」「声に出して読み直す」は結構大切だと思いました。

ブログを書き始めるときに「だいたいこんな構成で書こう!」と決めてもいざ最後まで書いて読み直すと、なんかしっくりこない時は多々あります。

一度書いた記事は少し時間をおいて読み返すと誤字・脱字を発見できたり、文章の組み立てがおかしい部分を見つけることができたりするのでおすすめです。

ビジネスシーンにおけるチャットやメールの文面は時間を置く余裕がないケースが多いと思うので、送信前に必ず1度は声に出して読んでおかしい部分はないかをチェックするのが大切です。

すべての人に身につけて欲しい7つの基本ルール 5位:「わかりやすい言葉」を選ぶ

  • 「難しい言葉」を「簡単な言葉」に置き換える
  • 専門用語を使うときは、解説を加える
  • 「簡単な言葉」を雑に扱わない

文章は、原則自分以外に何かを伝えるためのものです。(ポエムなどの自己満的な文章を除く)

あえて難しい言葉を使わず誰にでも理解できる言葉遣いをすることが大切です。

本書では義務教育が終わる中学3年生が読んでも理解できる文章にすることが望ましいと書かれています。

これは高校生以降は一気に読解力(文章を正確に理解する力)にばらつきが出てくるからです。

これはあくまで大衆向けに公開される文章の場合であり、業務に関するドキュメントは自分のチーム以外のメンバーが読んでも理解できる言葉遣いで書くことができればベストだと思います。

すべての人に身につけて欲しい7つの基本ルール 6位:比喩・たとえ話を積極的に使う

先に書いておきますが、これはビジネスシーンにおけるドキュメント作成やテキストコミュニケーションには全然t使えないのでスキップしてOKです。

  • 使いやすいのは「直喩」「隠喩」「擬人法」の3つ
  • より強い印象を与えたいときは「隠喩」
  • 知らないことは「知っていること」にたとえる

「直喩」「隠喩」「擬人法」の違いはこちらです。

  • 直喩:まるで◯◯のようだ(例:僕のメンタルは鋼のように強い)
  • 隠喩:「のような」「みたいな」を使わずにたとえる。(例:僕のメンタルは鋼だ)
  • 擬人法:生物やものなど、人間ではないものを人間の言動にたとえる。(例:空が泣いている)

比喩をたとえ話には書き手の主張や大切なことを読み手に印象付ける役割があると解説されています。

すべての人に身につけて欲しい7つの基本ルール 7位:接続詞を「正しく」使う

僕はここの部分もかなり勉強になりました。

本書では以下の2つについて詳しく説明されています。

  • 接続詞は「使いすぎ」も「使わなすぎ」もダメ
  • 必ず入れたいのは「逆のこと」を書く場合

接続詞は文と文のつながりを読み手にわかりやすくしてくれる効果がある反面、文章全体がごちゃつくというデメリットもあります。

「しかし」「一方で」のように逆説の意味で使う接続は必ず入れるべきですが、「なお」「また」「そして」などの順接の接続詞はなくても読み手がスムーズに読めそうであれば削除しても良いと書かれています。

まとめ:文章力を上げたい人は「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。を必ず読むべし

テーブルの上の本の山

「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。をご紹介しました。

本書で「これだけは抑えるべし」とされている7つのルールをおさらいです。

  1. 文章はシンプルに
  2. 伝わる文章には型がある
  3. 文章も「見た目」が大事
  4. 文章は必ず「推敲」する
  5. 「わかりやすい言葉」を選ぶ
  6. 比喩・たとえ話を積極的に使う
  7. 接続詞を「正しく」使う

文書の書き方に関する書籍はたくさんありますが、それらをまとめてくれたのが本書なので、まずはこの本を読んでみてください。

\ Kindle版はお得に購入できます /

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この記事を書いた人

大学院(機械工学)→重工業→エンジニア→プロダクトマネージャー(PdM)

神戸グルメのインスタアカウントを運用しています↓
https://www.instagram.com/kobe_gourmet_life/

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