この記事では、Twitterでの連載企画からスタートし、現在はKindle版が販売されている 100日後にクビになるPMインターン を読んで勉強になったこと、大事だと改めて感じたことを書きます。
(僕は普段からプロダクトマネージャーのことはPdMと略していますが、この記事では書籍のタイトルに合わせてPMと略します)
結論、特に1年目のPdMは読むことをおすすめします。
あと、全ビジネスマンにとって大切なことも結構詰まっているのでPdMじゃない人も読んでみると良いかもです。
※この記事ではページのスクショを掲載していますが、作者のYamazakiさんに了承をいただいています。
「100日後にクビになるPMインターン」の概要
「100日後にクビになるPMインターン」はXYZ GOAT代表のYamazakiさんが企画したTwitterでの100日間連載企画です。
Kindkeのページには以下のように説明されています。
Twitterで連載してた漫画 ”100日後にクビになるPMインターン”の電子書籍版です。
プロダクトマネージャーのインターンが失敗の中から学ぶ、実体験の教訓を描いたフィクションの漫画です。
数々の実践的な失敗をまとめ、このような漫画にすることで大袈裟ですが「PM実践知識の高速道路」を作ることを目指しています!
1人でも多くのPMを目指す方やジュニアPMのお役に立てれば嬉しいです!
100日後にクビになるPMインターン
繰り返しですが、現在はKindleは販売されています。(購入はこちらからできます⇒「100日後にクビになるPMインターン」)
※Kindle Unlimitedに加入すれば無料で読めます。
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「100日後にクビになるPMインターン」からの学び
「100日後にクビになるPMインターン」で勉強になったこと、改めて大事だなと思ったことはこちらです。
- わからないことはわからないままにしない
- PMは実践から学べることがたくさん
- ユーザーの言うことを鵜呑みにしない
- Bad News Fast
- コミュニケーションは必要な情報を入れて丁寧にする
- 当たり前を疑う
- 他部署のことを想像で勝手に決めない
- A/Bテストは差が出ないのが最悪
1つずつみていきましょう!
このほかにも個人的には学びがあったのですが、なるべくPMに限らず全ビジネスマンにも当てはまることをピックアップしました。
「100日後にクビになるPMインターン」からの学び:わからないことはわからないままにしない

仕事を依頼されたとき、打ち合わせのときなどで自分が知らない言葉があったら必ず調べるか質問しましょう。
理解できないことがあっても同様です。(これは説明する側が下手な可能性も大いにありますが…)
わからないことをわからないままにして仕事を進めると、手戻りのオンパレードになるので要注意です。
「100日後にクビになるPMインターン」からの学び:PMは実践から学べることがたくさん

プロダクトマネジメントは書籍や動画教材によってもある程度は学ぶことができますが、なるべく多く打席に立ち、なるべく多くバットを振ることにより成長すると言われていますし。し、僕もそう思います。
失敗から学び、次に活かす(=同じ失敗をしない)のサイクルでどんどん成長していくと信じています。
ちなみにアメリカではプロダクトマネジメントという学問が確立されており、日本とは違って浸透している学問らしいです。ぜひ学んでみたいです。
※実践することが学びになるというのははPMに限らず、他の職種でも言えることかもしれません。
「100日後にクビになるPMインターン」からの学び:ユーザーの言うことを鵜呑みにしない

これはよくPM界隈では言われているもはや鉄板ネタですが、ユーザーインタビューなどで得たユーザーの生の声を鵜呑みにしてはいけません。
ユーザー自身、自分は欲しいものを正確にわかっていないことの方が多いです。
◯◯さんがこれがあったら嬉しい、と言っていたとおりにつくった挙句、全然使われなかったというケースがあるあるらしいです。
ユーザーの声をもとに、そこに潜む潜在的なニーズを見つけることが大切です。(自分に言い聞かせている)
この辺は僕が尊敬しているプロダクトマネージャーのVoicyでわかりやすく解説されています。
「100日後にクビになるPMインターン」からの学び:Bad News Fast


悪いニュースはなるべく早くメンバー内に共有・報告しましょう。
自分が何かやらかしてしまった場合は、迷わず謝りましょう。
悪いニュースを周りに共有せず、隠してしまうと取り返しのつかないことになるかもしれません。
Bad News Fast!!
「100日後にクビになるPMインターン」からの学び:コミュニケーションは必要な情報を入れて丁寧にする

みなさんはこのようなコミュニケーションをとってしまうことはありませんか?
仕事におけるコミュニケーションは、抜け漏れなく、正確に、わかりやすくするべきです。
良いコミュニケーションは良いチームを構築することに繋がりますし、仕事のスピードも上がります。
僕がテキストコミュニケーションで気をつけていること・意識していることをまとめているのでこちらもぜひ読んでみてください。(かなり有益です)

「100日後にクビになるPMインターン」からの学び:ミーティングの充実度は事前準備で決まる


ミーティングを実施するときは
- ゴール(何がどうなればこのミーティングは終わってOKか)
- アジェンダ(議論するトピック)
- 議論するために必要な資料(←あればGood)
を事前に準備することで、充実度が格段に上がります。
中でもゴール、アジェンダはミーティングの主催者は必ず準備しておくべきです。
時間がない場合は事前に共有はしなくても、ミーティングが始まった時点でスムーズに説明することができれば十分だと思います。
議論する内容が複雑な場合や、事業へのインパクトが大きい場合は、メンバー間で認識に齟齬が出ないように議論用の資料を作成しておくのもかなりミーティングの質を向上させることに役立ちます。

「100日後にクビになるPMインターン」からの学び:ミーティングは集まらないといけない場合にだけ実施する

ミーティングは原則、全員が集まらないといけないと決められない場合だけ実施しましょう。(雑談的なものは除く)
情報共有ならチャットでいいので、説明するだけ、報告するだけにミーティングを実施するのは時間の無駄になるかもしれません。
「100日後にクビになるPMインターン」からの学び:当たり前を疑う

これまでの業務の中の「当たり前」を疑うこととても大切です。
ずっとこれを使っているから、という理由で既存のものを思考停止で使うのではなく、自分で理解したうえで仕事をしましょう。
今までのやり方が実は間違っていた、なんてことはよくあることだと思います。
「100日後にクビになるPMインターン」からの学び:他部署のことを想像で勝手に決めない


これはごく当たり前の話ですが、他部門のことはちゃんと他部門のメンバーにヒアリングしましょう。
メンバー間の信頼関係にも影響しますし、チームが正常に機能しなくなります。
チームでプロジェクトを進めるのであればコミュニケーションをこまめにとり、報連相を徹底しましょう。(この場面は相談ですね)
「100日後にクビになるPMインターン」からの学び:A/Bテストは差が出ないのが最悪

これは僕が単純に初めて知ったことだったのでピックアップしました。
マーケティング領域の知識は全然ないので、これから少しずつ身につけていかないといけないなと思っています。
まだ業務でA/Bテストはしたことがないので、そのときのために肝に応じておきます。
まとめ
繰り返しになりますが、100日後にクビになるPMインターンで勉強になったこと、改めて大切だと思ったことはこちらです。
- わからないことはわからないままにしない
- PMは実践から学べることがたくさん
- ユーザーの言うことを鵜呑みにしない
- Bad News Fast
- コミュニケーションは必要な情報を入れて丁寧にする
- 当たり前を疑う
- 他部署のことを想像で勝手に決めない
- A/Bテストは差が出ないのが最悪
この記事で紹介したことはほんの一部であり、個人的にはPdMとして勉強になったことはほかにもあります。
気になる方はぜひKindleで読んでみてください!
Kindle Unlimitedに加入すれば無料で読めますよ。
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