数週間前、病院にいきました。
症状としては、ふと気づいたら足の裏の至るところに皮がめくれていて、「え?なにこれ?」となってネットで少し調べてみると
「汗のかきすぎ」か「水虫」
のどちらか(もしくはどちらも)が原因っぽかった。
元々汗はかきやすいタイプなのと夏はほぼ毎日裸足でサンダルを履いていたので、原因は前者なんだろうなと思いつつ信じつつ、とはいえ「水虫」という可能性も捨てきれず不安になったので近所のGoogle Map上では評判の良い皮膚科へ。
病院に着いて少しだけ待って診察室にいくと、結構お歳を召している女性の先生が来る。
最初の会話から“イイ先生感”溢れる感じ。
実際に足の裏を診てもらってすぐに
ご安心ください。「水虫」の可能性は全くないです。おめでとうございます!
と言われました。
心の中でかなりホッとして、個人的には診察に満足したのですがその後の対応も素晴らしかったです。
まずは薬の提案。
この症状の場合はAという薬を使っても良いし、Bという薬を使っても良い。Bの方がベタつくけどかなり効きますよ。3日以内に治したかったらBも追加で処方しますけどどうします?
と提案してくれて、患者とのコミュニケーションを大切にする医者なんだなと感心。(物腰がとても柔らかく、陽気なので実際に対峙した僕はよりそう感じる)
また、
水虫ではなく、夏にたくさん汗をかいてそれが原因で皮がめくれちゃっているので、とても健康的な皮膚炎ですよ!
心優しい人は汗をかきやすいんですよ!
と実際に言われました。
「僕が心優しい人間なのかどうか」、「心優しい人は本当に汗をかきやすいのかどうか」は置いておいて、患者を良い気持ちにさせる気遣いがとても素敵だなと思いました。(この医者はこれが普段通りなのかもしれませんが)

今回の件改めて認識したこと。
ちょっと話が飛躍しすぎかもしれませんが、ソフトウェアにおけるサービス、病院や接客などのオフラインでのサービスなど、ジャンル問わず“サービスの質”は
- ユーザーが解決したい課題をしている
-
今回で言うと、僕の症状が水虫ではないことを知る。そして症状を改善するための薬をもらう
- ユーザーの課題をしたうえで、さらに良いユーザー体験を提供する
-
症状を診てもらいにいったけど、とても良い気分になった
によって決まるんだなということ。
プロダクトマネージャーとして駆け出している僕にとって、この日の体験は今後も忘れないと思います。
P.S.
医者の言うとおり、3日以内にめっちゃ改善しました。医者ってすごい。
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