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【書評】「ユーザビリティエンジニアリング(第2版)―ユーザエクスペリエンスのための調査、設計、評価手法―」-5(Ending)

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ユーザー中心設計(UCD: User Centered Design)について体系的にまとめられたユーザビリティエンジニアリング(第2版)―ユーザエクスペリエンスのための調査、設計、評価手法―の「Ending」の部分を読んだので、学んだことや所感、いわゆる読書ログをまとめます。

過去の章の読書ログはこちらです。

ユーザビリティ、UX、ユーザー中心設計の概要。

インタビュー、ペルソナについて。

アイディアの発想法やプロトタイプについて。

評価、ユーザーテストについて。

最後となる「Ending」は5ページだけなのでさっと書いて終わります(笑)

目次

成熟後モデル

組織的な能力標準のことを「成熟度」と言い、ソフトウェア開発では「CMM(能力成熟度モデル)」が標準となっています。UCDではこのような標準的なモデルは確立されていませんが、本書では

  1. 原始期
  2. 黎明期
  3. 揺籃期(ようらんき)
  4. 躍動期
  5. 拡充期
  6. 完熟期

という6つに分類しています。

マイクロソフト、IBM、SPAなどの世界的トップクラスのIT企業は完熟期に達していると書かれています。

テスト・ファースト

ユーザー中心設計(UCD)活動の第一歩はユーザーテストからです。

組織としてUCDを取り入れていないけど取り入れたい場合は、まずは「既存製品の改善プロジェクト」を企画しするのがオススメであると解説されています。どのようなプロジェクトかというと、既存製品をテストして問題点を把握して、改善案のプロトタイピングとテストを何度か繰り返すプロジェクトです。

このような小さなUCDを経験でも、一度実際のユーザーの行動を目の当たりにすれば「もうテストなしで設計するなんて怖くてできない」状態になることでしょう(笑)

最後に

これでユーザビリティエンジニアリング(第2版)―ユーザエクスペリエンスのための調査、設計、評価手法―に関する記事は終了です。最後に本書の別の読書ログ記事を載せておきますので併せて読んでいただけると幸いです。

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この記事を書いた人

大学院(機械工学)→重工業→エンジニア→プロダクトマネージャー(PdM)

神戸グルメのインスタアカウントを運用しています↓
https://www.instagram.com/kobe_gourmet_life/

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