ジャンル問わずサービスを提供している事業者はとあるワード(サービス名)が含まれるツイートを検索して、自社製品の口コミを調査したりすることがあると思います。
そんな時、定期的にTwitterを開いて、検索フォームに自分のサービス名を入力して、調べるのは少しめんどくさいです。
ということで自動化。特定のワードを含むツイートが呟かれたら、自動でSlackに通知してくれるようにします。この記事では、運営しているつながる勉強会でよく使う「#つながる勉強会」が含まれるツイートを自動で勉強会のSlackコミュニティの特定のチャンネルに通知してくれる設定を行います。
最大限に図(スクショ)を使って説明していくのでめっっっっっっっちゃわかりやすい記事になっています。
今回はIFTTT(イフト)というサービスを使って、上記の自動化を実装します。

必要なものは以下の3つです。
- Slackのワークスペース
- IFTTT
職場でもこの仕組みを使用しています。というか職場で「こんなのあるんだ〜」と思って自分でやってみようかなと思い、実際に触ってみた感じです。
IFTTTに登録してログインする
Googleアカウントでの登録があるので、簡単に登録することができます。
登録が完了すると自動でログイン状態になりこの画面に遷移します。

SlackとTwitterとIFTTTの連携
通知用のSlackチャンネルを作成する
IFTTTからの通知を投稿する用のチャンネルを作ります。僕はnotice_tweetsという名前のチャネルを作成しました。(チャンネル名は何でも良いです)
SlackにIFTTTを連携
Slackの「App」から「IFTTT」を選択して追加します。

以下の画面に遷移するので、「Slackに追加」を押します。

次に以下の画面に遷移するので、「Connect」を押します。SlackとIFTTTの連携画面に遷移するので連携を承認します。

連携が完了すると、以下の画面に遷移しますので、「Create」を押し、次の画面で「If This」を押します。


Twitter側の設定
次に「Twitter」を選択します。

次の画面で「New tweet from search」を押します。(マウスホバーでツールチップみたいなのが出ていますが無視してください)

次の画面で「Search for」の入力欄にSlackに通知したいツイートに含まれる言葉を入力します。今回は誰かが #つながる勉強会 のハッシュタグが含まれたツイートを自動でSlackに通知したいのでそのまま「#つながる勉強会」にしました。
入力が完了したら「Create trigger」を押します。

そうすると、「If」の方がTwitter側の設定が完了したことがわかるUIに変わります。次はSlack側の設定をするために「Then That」を押します。

Slack側の設定
「Slack」を選択します。

「Post to channel」を押します。(マウスホバーでツールチップみたいなのが出ていますが無視してください)

「Which channel?」で
- Public Channels
- 通知するチャンネル(今回だと「notice_tweets」)
を選択します。

「Message」、「Title」等の他の項目は特にカスタマイズする必要はない(自由にカスタマイズしても大丈夫です)ので、そのまま「Create action」を押します。

「Then」のところにも連携が完了したUIに変わりますので、「Continue」を押します。

最後に、この連携に好きな名前(今回はpost tweets to Slackにしました)をつけて「Finish」を押します。

これで「#つながる勉強会」が含まれるツイートを自動で勉強会のSlackコミュニティの特定のチャンネルに通知してくれる設定が完了です。
動作テスト
完了したら実際にテストとして、特定のワードが含まれるツイートをして、Slackに通知されるか確認してみてください。(ツイートとSlackへの通知にはタイムラグはありますが、無事に通知してくれました)


最後に
そこまで難しくないですし、この記事どおりに進めていけば迷うことはないと思うので、ぜひ面倒な作業は自動化してみてください。IFTTTが連携できるサービスはTwitter、Slack以外にもめちゃくちゃあるので柔軟に自動化の仕組みを構築できます。
参考

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