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自身が運営する勉強会の“コンセプト”と“運営方法”を大きく変えた話

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本ブログを運営している僕は2021年1月に神戸を拠点に活動している「つながる勉強会」という、主に

“エンジニア(およびPMやデザイナー等エンジニアに関連する職種)の人脈を広げる”

ことを目的とした勉強会を当時の同僚であるりょーたさんを誘う形で立ち上げました。

(勉強会、とはいうものの交流会の側面の方が強いと思います)

この記事を執筆している時点では立ち上げから約1年半が経過しています。

立ち上げから1年間活動したくらいでタイトルにあるとおり勉強会のコンセプトと運営方法を大きく変えました。

  • コンセプトと運営方法をどのように変えたのか
  • なぜ変更することになったのか
  • コンセプトと運営方法を変えてどうなったのか

このあたりを書きます。

勉強会運営をされている方、コミュニティ運営をされている方の参考になることがあるかどうかはわかりませんが、N=1の体験談、経験談として最後まで楽しんでいただけたらと思います。(勉強会運営、コミュニティ運営に模範解答はあっても絶対解はないですからね)

目次

コンセプトと運営方法をどのように変えたのか

まず立ち上げから1年を超えたくらいからどのように変えたかを書きます。

内容変更前変更後(現在)
コンセプト神戸1番参加しやすく楽しい勉強会神戸拠点のITに関わる方向けの勉強会
運営方法connpassで新規参加者を積極的に受付専用Slackから受付→数名の追加募集が
必要な場合のみTwitter or connpassで行う
(※勉強会参加者を専用Slackに招待しています)

上記の表からわかるとおり、

“初参加の人スーパーウェルカム!どんどん新しいつながりを作って勉強会規模も大きくしていきたい!”

から

“初参加の人はウェルカム。ウェルカムだけど勉強会全体として積極的に獲得しには行かない。それよりも既存つながりをもっと深いものにしていきたい!”

という感じに大きく変えることにしました。

参考までに、立ち上げ当初から最近までメインで使っていたconnpassのページはこちらです。

なぜ変更することになったのか

ではなぜ先ほど書いたような変更を行ったのか。

参加者の確保、という側面で勉強会運営がうまくいっていなかったわけではありません。むしろ勉強会運営はありがたいことに順調すぎるくらい上手くいっていたと思いますし、そこそこ知名度も(関西圏に限る話ですが)上がっていると思います。

大きく舵を切った理由は大きく以下の2つです。

  • 勉強会コミュニティ内で優良な人脈が十分構築できたと判断したから
  • 今の“いい感じ”が壊れる可能性を極限まで潰したかったから

勉強会コミュニティ内で優良な人脈が十分構築できたと判断したから

僕が“つながる勉強会”を立ち上げた理由は色々ありますが、その中で色々な属性の方とのコネクションを作りたい、というのがありました。(当時執筆した記事は以下)

僕は2020年4月に製造業(重工業)界からIT業界に飛び込んで、嘘ではなく色々な人脈をおかげでうまくいったことがあります。そういう経験があったからこそ

「もっと色々な属性の人とコネクションを作りたい」
「僕が知り合った方にも人脈形成の威力を感じて欲しい」

という目的が勉強会立ち上げの背景にはあります。

前置きが長くなってしまいましたが、勉強会運営をスタートして1年以上が経過した今、勉強会(だけでなくTwitterをはじめとする各種SNS)を通じて個人的には十分かなと思える人脈が形成できたと思えました。

ふと、

あれ?もう勉強会規模を大きくする必要なくね?

となりました。(そして実際に無かったです)

今の“いい感じ”が壊れる可能性を極限まで潰したかったから

先ほどの理由とある程度重複してしまうのですが、これも結局は“新規参加者に積極的に参加して欲しいと思わなくなった”という結論です。(繰り返しになりますが、新規参加者はウェルカムです。こちらの姿勢として「参加したかったらどうぞ!」という感じです)

1年以上経過し、ありがたいことにいつも参加いただく方が結構定着してきました。そういう感じで勉強会運営や参加者同士の関わりも“いい感じ”になっている今、新規参加者の参加はある意味リスクです。

今のところ(ちょっとしたルール違反等はありながらも)大きなトラブルはなく、参加者にも恵まれているなと思っています。今後もトラブルが起こるかどうかはわかりませんが、運営者としてトラブルが起こるリスクは極限まで無くすにこしたことはないと思っています。

今の“いい感じ”をうまくキープするために行ったことは大きく以下の3つです。

  • Slackコミュニティで参加受付を行う
  • Slack外で参加者を募集する際の「参加条件」を定める
  • LTのルールを定める

コンセプトと運営方法を変えてどうなったのか

ここまで読んでいただいた方の中で、こう思う方もいるかもしれません。

神戸(地方)でオフライン開催するならTwitterやconnpassで積極的に参加者を募集しないと参加者集まらないんじゃないか?

アンサーはNOです。

オフライン開催に切り替えてから参加者は平均30名です。地方&オフライン開催にしてはなかなかの規模なのではないかと思います。

神戸で開催していますが、兵庫県内だけではなくこれまで大阪、滋賀、京都、和歌山、奈良から参加してくださっており、今月開催回では東京と愛知からのゲストも来てくださる予定です。

結論、どうなったか?と言われると

デメリットが何もない。むしろみんな仲良くなって楽しい。

です。

こうすることでよく初参加の方、プログラミング初学者からの「勉強会にいきたいけど内輪で仲良くなっててアウェー」という見られ方をされるのですが、個人的には“もう今は”それで良いかなと思っています。

僕もプログラミング初学者の時に神戸の勉強会に行って「アウェーだな…」と思ったことはありますw
が、今はその勉強会のことも理解できていますし、同じようになっているので。

参加したい方は参加してもらって、誰かと仲良くなりたかったら仲良くなってください!というスタンスです。(イベント、コミュニティ運営者のスタンスとしてどうなのかという意見もあると思いますがこれはこれで良いかなと)

引き続きこのコンセプト、運営方法で継続していく予定です。

最後に

勉強会運営者として勉強会をはじめとする公募型のイベントに参加する方にぜひ知っておいて欲しいことを以下の記事にまとめていますので併せて読んでいただけたら嬉しいです。

また、コロナ禍で立ち上げはオンライン開催していたのですが、初のオフライン開催した時のイベントレポートはこちらに書いています。

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この記事を書いた人

大学院(機械工学)→重工業→エンジニア→プロダクトマネージャー(PdM)

神戸グルメのインスタアカウントを運用しています↓
https://www.instagram.com/kobe_gourmet_life/

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