2022年4月にセキュリティコンプライアンス領域のSaasを提供するSecureNavi株式会社にプロダクトマネージャー(PdM)兼エンジニアとしてジョインしました。
どちらのポジションも正社員としては1人目なので
- 1人目のプロダクトマネージャーとして
- 1人目のエンジニアとして
の入社となりました。
この記事では
- なぜ転職したのか
- なぜSecureNaviに入社したのか
- 働いて感じたこと
- 今後の展望
について書いていきます。
なぜ転職したのか
僕が転職した理由は細かいものは色々ありますが大きいのは3つで
- 制度や文化が整備されていない環境で働いてみたかったから
- エンジニアとは別のポジションに挑戦してみたかったから(これは条件ではなく願望)
- モチベーションの高いメンバーと一緒に働きたかったから
です。
現職を除くこれまでの経歴を社員数で書くと
35,000人以上→100名程→100名程
なのですが、100名ほどの組織でも良い意味でも悪い意味でもきっちり制度や文化(+社風とか)が定着していました。
合理的ではない制度や文化も結構あり、そこに対してフラストレーションを感じることがあったのでまだ全然整備されていない荒野みたいな環境で、制度や文化作りからガッツリ関わりたいなという思いがありました。
また2020年にエンジニアにジョブチェンジして2年間Webアプリケーションの開発をしてきましたが、徐々にプロダクトマネージャーという職種に興味を持ったことも転職理由の1つです。
(エンジニアの仕事はコードを書くだけではないですが、”コードを書く”を含めたエンジニアの仕事に少しお腹いっぱいになった感もありました。)
なぜSecureNaviに入社したのか
これは本音なのですが、1番はCEOの井崎さん(Twitter)の人柄に惹かれたからです。
「あ、この人と働いたら面白そうだし力になりたい。そして自分もめちゃくちゃ成長できそう」
と素で思いました。
他の要因として
- エンジニアとして入社→数年後にPdMにキャリアチェンジ、ではなくPdM兼エンジニアとしてのオファーをいただいたこと
- 事業の将来性
- Bizサイドの社員の人柄の良さ
- フルリモート、フルフレックス
など色々ありますが、1番は“CEOとバイブスが合ったこと”です。
企業は利益を出すことがとても重要(スタートアップでは特に)ですが、CEOの
「SecureNaviでは世の中に価値提供して利益を出すことと同じくらい、ここで働いてくれている社員の成長も重要視しているし、成長させる責任がある」
という考えがとても魅力的でした。(こういう言葉は実態のない綺麗事であることが多いですが、1ヶ月ほど働いて、本当だなと思えています)
1番はそうなのですが、“PdMとしての入社のオファーをもらったこと”もかなり大きかったです。
転職活動中、現職以外の企業さんからは
「まずはエンジニアとして入社してもらってガッツリ開発してもらいますが、将来的にキャリアチェンジできるキャリアパスも準備しています」
という会社ばかりで、
「それ、いざ入社して時間が経っても『今はエンジニアリソース足りないからちょっと待って』と言われ続ける可能性あるな…」
という不安がありました。(どこの会社もエンジニア足りていないですからね)
これまで2年エンジニアとして仕事をしてきたので、未経験でPdMとして採用するなんてリスキーですしそのように言われるのはごく自然だと思っています。
が、その中でSecureNaviだけ
「良いじゃないですか!うまくできると思いますよ!ぜひやってみましょう!」
と言ってくれたのがとても嬉しかったですね。
CEOの何事も肯定から入る性格?方針?にも好感を持っています。
あと、今回の転職ではドメインへの興味・関心も結構重視していたのですが、正直転職活動中はセキュリティコンプライアンス領域自体に特に魅力を感じていませんでした(笑)
そこを凌駕するくらい、CEOに惹かれたということになります。
入社して感じたこと
入社してまだ1ヶ月ほどしか経っていませんが、SecureNaviのメンバーとして感じたことを書いてみます。
働きやすい
いきなり抽象的な感想ですが、SecureNaviはとても“働きやすい”環境です。
フルリモート・フルフレックスなので”場所的”にも”時間的”にも働きやすいのもありますが、
- CEO含めた他のメンバーの人当たりが豆腐並みに柔らかい
- テキストコミュニケーションが丁寧
- 他メンバーへのリスペクトがある
- 質問に対して色々なメンバーが答えてくれる(しかもレスがめっちゃ早い)
- 情報は全てNotion上でドキュメント化する文化
このあたりが働きやすさの要因かと思っています。
Slack上でのコミュニケーションが活発なのでリモートワークでも1人で仕事をしている感じがしないのも良いですね。
僕は現職が初めてだったのですが、ふと思ったことをを気軽に呟ける自分用のSlackチャンネル(「times_名前」という名前のチャンネル)があるのも良いなと思いました。
自ら手を上げれば色々なことに挑戦できる
これは小規模スタートアップならではですね。
私はPdM兼エンジニアとして入社しましたが、採用にも関わっています。
入社後にCEOの井崎さんから
「そういえば(ゆーたろーの名字)さん、ブログの2021年の振り返り記事に”2022年は採用にもやってみたい”って書いてませんでしたっけ?」
と言われ
「書きました!したいです!」
と答えたら
「もちろんです!ぜひやりましょう!」
ということで、即採用メンバーになりました(笑)
(というかブログのそんな細かいところまで見てくれてて、しかも覚えてくれているんだ…と感激もしました)
仕事の量、スケジュールとの兼ね合いはもちろんありますが、手を上げて「したいっ!」と言えば否定されることはないと思います。
(多分「マーケやセールスも広報もしたい!」といえば任せてもらえる気がしています)
会社の制度・文化を作ることができる
SecureNaviには現時点でもメンバーが気持ちよく働くための制度がありますが、スタートアップゆえまだまだ整備しきれてはいません。逆に今だからこそ自分の発案で制度や文化を作ることができます。
最近他のメンバーがCEOに新しい制度を提案していたので、もう少ししたら新しい制度として正式に追加されると思います。僕も現在とある制度の提案準備をしています。
このような取り組みは合う・合わないがありますが、みんなで会社を作っていく感覚は個人的には楽しいですし、こういう活動を求めて転職したのでとても満足しています。
自発的な行動・当事者意識が必要
これは”SecureNaviが”というよりスタートアップに共通して言えることだと思いますが、自発的に仕事を進めていくマインドがないとキツいなと思います。
SecureNaviはオンボーディングはしっかりしていますが、それでも自分の担当業務を自分で噛み砕いて、自分でスケジュールを設定して、自分で考えながら、自分から他メンバーにこまめに報連相しながら進める必要があります。
とはいえ、不安点や疑問点があれば質問すれば他メンバーが優しく答えてくれたり、相談に乗ってくれてアドバイスをくれます。
先ほど「働きやすい」と書きましたが、手取り足取り教えてもらいながら仕事をしたいという方には正直「働きづらい」と思います。
“マネジメントコストが低い”方にとっては働きやすくとても刺激的な環境だと思います。
今後の展望
これまでの人生でPdMとしての業務経験はなく、まだまだ駆け出したばかりで他のメンバーに日々助けられながら仕事をしているので、経験・スキルを身につけ、SecureNaviの事業を成長させるプロダクトマネジメントを行い、会社の成長に貢献したいです。
また、採用にも関わっているので、採用や組織作りの面でも企業の成長に貢献できたらと思っています。
そしてそれが直接自分の人材価値の向上に繋がると思うので、がむしゃらに色々ことに挑戦していきます。
そして今は規模が小さいSecureNaviがこれからどんどん大きくなっていく様子をコアメンバーとして見ていきたいです。
最後に
入社後のことについても別途記事を書いていますので、併せて読んでいただけますと幸いです。


そんなSecureNaviですが、現在以下の職種を積極採用中です。
- CTO/VPoE
- Webエンジニア
- カスタマーサクセス責任者
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採用情報の詳細はこちらをご覧ください。
ここまで読んでいただき、少しでもSecureNaviにご興味を持っていただけましたらぜひカジュアル面談しましょう。


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