【Mac向け】ターミナルをそれなりに使いやすくカスタマイズする(図あり)

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2022年4月からスタートアップに転職して、入社手続きやアプリのインストールなどの色々のセットアップの中で「ターミナルのセットアップ」もしたので、せっかくなので自分が行ったカスタマイズ内容をまとめておこうと思います。

ターミナルはMacのデフォルトのターミナルではなく、iTerm2を使っています。

カスタマイズ内容は大きく以下の2つです。

  • ターミナルのUI変更
  • コマンドエイリアスの設定
目次

前提

  • iTerm2がインストール済みであること
  • シェルはzsh
  • 僕は「ガチ勢」ではないので最低限のカスタマイズしかしません
  • (前提ではないですが)M1 Macbook Proで実施しました

シェルはzshを使っているのですが、ブログのコードエディターの言語設定にzshがないのでbashにしています。

oh my zsh のインストール

まずは oh my zsh というzshのフレームワーク(?)をインストールします。以下のコマンドを実行してください。

sh -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/ohmyzsh/ohmyzsh/master/tools/install.sh)"

以下の出力になって、ターミナルのUIが画像のようになればインストール完了です。

Cloning Oh My Zsh...
remote: Enumerating objects: 1297, done.
remote: Counting objects: 100% (1297/1297), done.
remote: Compressing objects: 100% (1253/1253), done.
remote: Total 1297 (delta 26), reused 1218 (delta 25), pack-reused 0
Receiving objects: 100% (1297/1297), 1.06 MiB | 10.78 MiB/s, done.
Resolving deltas: 100% (26/26), done.
From https://github.com/ohmyzsh/ohmyzsh
 * [new branch]      master     -> origin/master
Branch 'master' set up to track remote branch 'master' from 'origin'.
Already on 'master'
/Users/shimodayutaro

Looking for an existing zsh config...
Using the Oh My Zsh template file and adding it to ~/.zshrc.

         __                                     __
  ____  / /_     ____ ___  __  __   ____  _____/ /_
 / __ \/ __ \   / __ `__ \/ / / /  /_  / / ___/ __ \
/ /_/ / / / /  / / / / / / /_/ /    / /_(__  ) / / /
\____/_/ /_/  /_/ /_/ /_/\__, /    /___/____/_/ /_/
                        /____/                       ....is now installed!


Before you scream Oh My Zsh! look over the `.zshrc` file to select plugins, themes, and options.

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フォントとテーマのセットアップ

フォントのセットアップ

以下のコマンドを順番に実行します。

git clone https://github.com/powerline/fonts
cd fonts
./install.sh

ターミナルのUIは以下の画像のようになります。

次に、iTerm2 > Preferences… > Profiles > Text で

  • Fontのプルダウンから「Inconsolata for Powerline」を選択する
  • Use a different font for non-ASCII textのチェックボックスにチェックを入れる
  • Non-ASCII Fontのプルダウンから「Inconsolata for Powerline」を選択する

を行います。

以下のコマンドでユーザーディレクトリに戻っておきましょう。

cd

テーマのセットアップ

テーマ(UIを丸っと良い感じに仕上げてくれるやつ)はネットでよく見たCobalt2というのを使います。以下のコマンドを順番に実行してインストールします。

git clone https://github.com/wesbos/Cobalt2-iterm.git
cd Cobalt2-iterm
cp cobalt2.zsh-theme ~/.oh-my-zsh/themes/

次に以下コマンドでzshの設定ファイルである.zshrcを修正します。

vi ~/.zshrc

以下の項目を修正します。(Vimの使い方は割愛)

ZSH_THEME="cobalt2" # デフォルトは「robbyrussell」になっています

次に、iTerm2 > Preferences… > Profiles > Colors で

  • 「Color Presets…」のプルダウンから「Impor…」を選択する
  • 「cobalt2.itermcolors」を選択してインポートする
  • 「Color Presets…」のプルダウンから「cobalt2」を選択する

を行います。

zshの設定を反映

以下のどちらかを実行することでセットアップしたフォントとテーマが反映されます。

  • source ~/.zshrcを実行する
  • iTerm2を再起動する

僕はコマンド実行ではうまく反映されなかったのでiTerm2を再起動するのが確実だと思います。

ここまでの作業が完了するとターミナルのUIが以下のようになります。

現在のディレクトリ(カレントディレクトリ)名、現在のブランチ名が表示されてターミナル操作がしやすくなりました。(色もついている)

VSCodeでiTerm2の設定を反映したい場合

以下のコードをVSCodeの設定ファイル(~/Library/Application Support/Code/User/settings.json)に追加します。

"terminal.integrated.fontFamily":"Inconsolata for Powerline"

VSCodeを再起動すればiTerm2と同じUIで使えるようになります。

コマンドのエイリアスを設定

開発業務をする中で個人的には以下のコマンドをよく使います。

  • Git(git ~
  • Docker(docker-compose 〜

毎回git pull origin developとかdocker-compose exec front yarn devとか打つのめんどくさすぎるので、エイリアスを設定して短いコマンドで実行できるようにします。

以下のコマンドでzshの設定ファイルを開きます。

vi ~/.zshrc

どのコマンドにどんなエイリアスを割り当てるかは個人の自由なのですが、僕が実際に使っているエイリアスを紹介します。コピペでも良いですし、お好きに手を加えて設定してください。

# aliases
# git
alias gp="git push origin"
alias gpl="git pull origin"
alias gc="git commit -m"
alias ga="git add ."
alias gco="git checkout"
alias gcb="git checkout -b"
alias gs="git status"
alias gl="git log --oneline"
alias gst="git stash"
alias gsa="git stash apply"
alias gm="git merge"
# docker compose
alias dcb="docker-compose build"
alias dcu="docker-compose up -d"
alias dcd="docker-compose down"
alias dce="docker-compose exec"
alias dcps="docker-compose ps"

これで以下のように短いコマンドで済みます。(めちゃくちゃ大事)

  • git pull origin developgpl develop
  • docker-compose exec front yarn devdce front yarn dev

最後

カスタマイズは沼のようなものだと思っていますが、僕は最低限快適に使えたら十分なのでこの記事の内容で仕事しています。よかったら参考にしてみてください。

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