2020年4月Webエンジニアとしてのキャリアをスタートし、2年目である2021年も終わりなのでこれまでの社会人人生の中でも1番濃かったと自信を持って言える今年を振り返ろうと思う。
いつも技術記事を書く時は”ですます調”やけど、これは完全なる自己満ポエムであり自分に向けた記事なので口語で書く。
この記事を書く大きな目的は下のツイートにもある通り、「今年は頑張った!お疲れ自分!」と思うことと、「2022年もまた頑張ろう!」と気を引き締めること。
つまりは繰り返しだが自己満である。
これは超超超ついでやけど、僕のことを認識されている方(かつ僕より実務経験が短い方)が僕のこの1年でやった色々なことを知って「自分も頑張ろう!」みたいにモチベーションが上がる材料になればちょっと嬉しい。
ということで早速2021年1月から12月までを月単位で分けてつらつら書いていく。覚えてないこともたくさんありそうやけど頑張って思い出して書く。
ちなみに2021年末でWebエンジニアとしての実務経験は1年9ヶ月になる。
1月
本業
正直あんまり覚えてない(笑)
2020年4月から2020年末まではPHPの独自フレームワークという技術的負債(笑)で開発をしていて、年明けからは多分CakePHP2の保守案件で「あー面白くないなー」と思いながら開発していたと思う。ので割愛。
所属チームが新規開発ガンガン進めるという感じではなく、太客と長期間お付き合いして毎年保守・改修のお仕事をもらうという感じでこの時も既存サービスの機能追加をしていた。
本業外
2020年4月にWebエンジニアとしてのキャリアをスタートして、10ヶ月目の2021年1月から転職活動をスタートした。
「実務経験9ヶ月で転職?早くない?」と思われるかもしれないが、以下の理由から「ここに長くいるのはマズイ」と思い転職を決意した。
- 独自フレームワークを使っていたから
- 新しい技術を取り入れようとする文化がなかった
- コードレビューの文化がなかったから
- 受託案件がほぼ全て保守改修案件で新技術を取り入れられる可能性が低かったから
- 収入アップのため(Webエンジニアに転職して年収が200万円以上ダウンした)
当時の転職活動を振り返った記事はこっちにまとめているので気になる人は読んでみてください。

また、後述するけど11月に登壇したイベントでの登壇内容もこの時の転職活動に関する話だったので一応貼っておく。
1月中ではもちろん転職活動は終わらず、本業・副業(ともちろん育児&家事も)と並行しながらコツコツやっていた感じだったと思う。
あと、1月の大きな出来事としてはつながる勉強会を立ち上げたこと。
当時在籍していた会社(今でいう前職)に同時期に新卒として入社されたりょーたさんと年明け前くらいに仕事の日にランチした帰り道で「勉強会立ち上げようと思っているんですけど一緒にしません?」と軽いノリで誘って一緒に立ち上げた。
当勉強会を立ち上げた背景とかはこの記事にまとめている。

この記事に書いてないと思うけど「神戸ってあんまり有名な勉強会ないし(僕が知らないだけかも)、Twitterとかの情報発信も併せて勢力的に活動すれば”神戸の勉強会といえば!”的な存在になれるんじゃね?」みたいな感じの下心はあったし今もある(笑)
※なお、そんな存在になった先にどうしたいとかは全然ないし、今もない。
2月
本業
割愛(すみませんほとんど覚えてないです)
本業外
2月も引き続き転職活動をしていた。
当時は実務経験1年未満&Laravelの実務経験もない状態だったのでもちろんすんなりとは行かなかったけど、それでもいくつかの企業の選考は進んでいた。
まだ転職活動中だったけど、実務未経験の人間と実務経験が短いけどある人間の市場でも評価には大きな差があると感じた。
※選考が進んだ企業はいくつかあったけど、結構書類選考に落ちた。実務経験が短いのもあったけど面接の中で「あ、独自フレームワークですか…」みたいな反応もされたこともあったので、早くこの環境からは抜け出した方が良いなという思いが強くなった。
転職活動はすんなり行かなかったけど、ジョブチェンジ時の転職活動とは明らかに手応えは違ったので「これ、もっともっと経験積んで力もついたら引く手あまたなんじゃね…?」とも思えてモチベーション上がった記憶がある。
3月
本業
実務でやっとLaravelを触れることに。(あれ?2月からだったかもしれない…)
(知っている人は知っているけど、入社前に「Laravelは次の案件で使います」と言われ入社したその日にマネージャー(先程のセリフの主とは別人)から「Laravel?はウチでは使わないかな〜…」と言われ絶望して「Laravel使いたいです!」とお願いし続けて1年経過する時についに実現。いやごめん遅いよ。)
とはいえついに実務でLaravelを触れたのは良かったし、アサインされたPJにいたフリーランスの方がめっちゃ優しくて仕事しやすかった。
実務経験1年弱で始めて仕事でLaravelを使ったのはけど、業務外でめっちゃ勉強していた(1年以上の7割くらいは毎日Laravelに触れていた)ので普通にコードは書けた。
業務外の勉強を残した記事↓(他にもあるので気になったらQiitaで別の記事も読んでみてください)

本業外
3月は転職活動が終了した月。
最終的に内定3社でフィニッシュした。ざっくりやけど内定をもらった企業の情報。
- 自社開発/完全フルリモート/FuelPHP/前職より年収アップ
- 自社開発/大阪(ほぼリモート)/Laravel・Nuxt/前職より年収アップ
- 自社開発/神戸(週5出社)/Laravel・Next/前職より年収アップ
前職での経験を踏まえなるべく汎用的な技術スタックの経験が欲しかったのでFuelPHPの①は辞退した。(事業ドメインとしてはダントツでよかっただけに残念だったけど…)
②、③でめちゃくちゃ迷って仲の良いエンジニア友達に数人に意見をもらったところ「フロントも触るならReact/Next一択でしょ!」と言われて、僕自身もTwitterでReact/Nextの勢いは感じていたので③の内定を承諾することに。この時から「週5出社はマジでだるい…」という気持ちはあったが未来への投資と思って頑張って耐える(笑)ことにした。
で、ここで事件が。
僕と仲良い人や当時からTwitterで僕のことをフォローしている人なら知っているかもしれないけど、事件が起こった。
②の企業の社長から「内定承諾いただいたので面談しましょう」と言ってもらって面談した時に僕が内定をもらった後にジョインしたCTO的ポジションの人も同席していて、その人からこう言われた。
「申し訳ないですが、Windows PCになります」
「は?」ってなりましたね。
前職から開発機はMacを使っていて、Macに慣れていたので転職活動の時から「開発機はMac」という条件はマストにしていたし、向こうも準備できると断言してくれていたのに内定承諾後にちゃぶ台返し。
加えて、「Laravel+Next.jsを使うというのもあくまで予定なので全然確定事項ではないです」と言われてさらに「は?」ってなったのを覚えている。
言っていることと全然違うやんけ、となって面談後すぐに内定辞退の連絡を入れて内定辞退した③の企業に”内定辞退の取り消し”のお願いをして、それを了承してもらって③への入社を決めた。
まじで危なかった。。
この時の教訓は「転職活動するときは複数内定を持っておけ」かな。
という濃い1ヶ月だった。
ひとまず今の環境を抜け出して新しい環境に移れることが確定したのでホッとした
4月
本業
4月はLaravel8のPJで開発をして、有休消化のため4月中旬でWebエンジニアとしての1社目での勤務が終わった。
Webエンジニアとしての1社目で勤務した1年1ヶ月で使用した技術スタックをまとめるとこんな感じだった。
- フロントエンド:HTML/CSS/JS/jQuery
- バックエンド:PHPベースの独自フレームワーク2種類(これが1番長い)/CakePHP2/Laravel8
- ソース管理:Git/SVN
- その他:MySQL/Oracle/Docker/AWS(ほんのちょっと)
TypeScriptやVue.js、Reactの実務経験は全く積めなかったのは当時は結構焦っていたと思う。
ちなみに設計タスクも全く積めず、ずっと実装してた。(まあこれは個人的には別に気にしてなかった)
ただ実務未経験で採用してくださったことにはとても感謝しています。
本業外
有休消化期間に入ってからは次の会社で使うVue/Nuxtのキャッチアップをしていた(と思う)。
またこれまで技術記事のアウトプットはQiita、途中からZennに移行気味だったけど、4月末にこのブログを始めた。
ブログを始めた理由は自分のメディアを持ちたかったのっていうのもあるし、アフィリエイトとかアドセンスでも少しでもマネタイズできたらいいなというのもある。あと、すごいなんとなくやけど自分でブログを書いている人に変な憧れがあった。
技術ブログに関してはPVだけでいうとQiita・Zenn等の既存プラットフォームを活用した方が良いと思うけど、逆にブログだと好き勝手書けるメリットもある。(この記事とかね)
4月は特に大きなことはしてないと思う。
5月
本業
現職に入社。
参画案件は入社前に約束していたNuxt+Laravelの案件で、実務での初TypeScirpt/Vue/Nuxtだったので結構キャッチアップを頑張っていた。
業務外でVue/Nuxtのキャッチアップをしていたけどやっぱり実務で使うのが早いなと痛感した。
この時に「実務で使っていない新しい技術を業務外で自分で勉強しよう」という気持ちは無くなった。(この発言は悪く映るかもしれないけど正直な気持ち)
この案件では開発を別会社に外注していて、僕はその別会社の開発チームに入ることになった。(これ知り合いに話すと結構びっくりされます)
そのチームは男性のPM1名、女性のエンジニア3名のチームで、エンジニアとして女性の方が多い環境で仕事するのは珍しいと思った。
みんな良い人すぎるし仲良い感じでめちゃくちゃ仕事しやすかったし、新しい技術スタックの経験もついて仕事がめっちゃ楽しかった。転職してよかったなと思えた。
(この案件は8月くらいまでガッツリ入っていたけど、それまでは入社したけど自社の人とほぼ関わってなかったw)
本業外
割愛(記憶があまりないがプログラミングスクールのメンターに力を入れていたと思われる)
6月
本業
1ヶ月してチームにも開発にも多少は慣れてきて、担当タスクの実装のために色々なコードを見ていく中でリファクタリングできそうな箇所をいくつか見つけてPMに相談→リファクタリングをした。
担当タスクもそれなりにあったので少ししかできなかったけど実際にやったのはこんな感じ。
- SQLパフォーマンス改善(処理実行時間30%減)
- あいまい検索時のワイルドカードのエスケープ漏れを改善
- マジックナンバーの削減
こういうコードの改善活動には価値があると思っているし、自分の実績にもなるので今後も勢力的にやっていきたいと思った。
あと、僕よりスキルの高い人でもこういうミスや実装漏れをするんだなと思って、やっぱり人間はミスする生き物なんだなと思った。(もちろん僕もたくさんミスします)
あとはシーケンス図を作成したり、APIのインターフェース定義書(エンドポイント、リクエスト、レスポンスをまとめたもの)を作成したり、設計面のタスクも経験した。
Webエンジニアになる前はプラント業界でドキュメント作成がメイン業務と言っても過言ではない感じだったので設計ドキュメント作成は全然苦ではなくむしろ楽しかった。
Webエンジニアはドキュメント作成が嫌いな人や、下手な人が結構いると聞いたことあるので、そこに苦手意識がないのはよかったなと思っている。
本業外
6月は基本情報技術者試験を受けた。
なぜ実務経験1年2ヶ月のタイミングで受けたかと言うとIT分野のエンジニアなら持っておくのが当たり前的な資格だし取っておこうかなというのと、僕の周りで結構取っている人が多くて流れにつられた感じ。
僕がどんな感じで対策したのかはこっちにまとめている。


個人的には以下の理由により実務経験が1年超えたタイミングで受けてよかったと思っている。
- ある程度の経験と知識がついている状態で対策するのであまり時間をかけなくてよかった
- 既に知っていることは復習になるし、知らなかったことは新たに知れるから
ただ、「基本情報技術者試験」の資格を持っていること自体が役に立つことは今後もないかなと思っている。し、資格自体にそこまで価値を感じていないので応用情報とかは現状受けようかなという気もない(笑)
あと、全然話が逸れるけどなんか本業のWebエンジニアとは全く関係ないこともやってみようかなと思ってインスタでグルメアカウントを始めた。
最初はガチろうかなと思ってリール作成とか頑張っていたけど、色々な理由(ざっくり言うとWebエンジニアとしての活動へのモチベーションが急に上がった)によりどんどん適当な運用になって今月までの約7ヶ月間でフォロワー2,000人くらいしかいかなかった。(まあ十分か)

まあこのアカウントはマイペースに運用していこうと思う。
7月
本業
引き続き本業のNuxt+Laravel案件を頑張っていたと思う。
7月か8月か正確なタイミングが忘れたけど上記案件の、というか外注先の開発協力会社さんの定期的な行事で振り返りをするMTGがあって、そこで僕がチームにジョインして結構すぐにその開発協力会社の中で「ゆーたろー(実際は名字)さんって本当に実務経験1年ちょいなんですか…?嘘じゃないですか…?笑」って話になっていたらしい。
僕は自分が技術力が高いなんて今でも思っていないけど、予想を上回る活躍ができたみたいでとても嬉しかった。
基本的に一定の範囲内での評価より市場的な評価に重きを置いているけど、それでも評価されないよりはされる方が良い。
またこの頃に社内で新しい案件の話をもらい、色々な背景があり(この記事では割愛)技術選定を全て任せてもらえることに。(社内の小規模案件だからこその出来事)
ここでこれまでの経験的にはNuxt+Laravelを使うのが無難だったけど、Twitterでは「フロントエンドはReact一択でしょ!」みたいな声がすごかったしせっかくの機会なのでReact/Nextを採用。(他にも色々新しい技術を取り入れてました)
ということでまずはReactのキャッチアップをしようということでじゃけぇさんのUdemyを購入。
当時の感想はReactびいきではなく純粋に「Vueより書きやすい」だったな。
まあ多分Functional Componentでの実装が一般的になった状態でのキャッチアップだったからというのも十分にあるけど、Vueは”Vue独特な書き方”が結構多いなと思っていたけど、Reactはよく言われているけど”JSライクに書ける”というのは両方書いてみて感じた。
本業外
Webエンジニアに転職して年収がガクッと下がったことで僕は自由に使えるお金がほぼなくったため、これまでデスク環境の整備をほぼしていなかったけどフォロワーさんにほぼ新品のMagic Keyboard(US配列)をもらって外付けモニターを正面に配置した環境にアップデートすることができた。
キーボードをもらうまでは、MBP+23インチ台のモニター+PCスタンドだけという貧弱な作業環境だった。(モニターは今も使っている)
US配列は最初は慣れなさすぎてタイポやばかったけど、慣れた今ではコーディングにはめちゃくちゃ使いやすい。US配列超オススメ。
あとは娘(当時1歳8ヶ月)のイヤイヤ期が本格化して育児の負荷が一気に上がった(笑)
いつも面倒を見てくれている妻には感謝の毎日である。
8月
本業
新しい案件(Next+Laravel)の開発を進める準備として、環境構築を行っていた。
Dockerを使ってNext、Laravel、TypeScript、Tailwind CSSを使えるようにして、フロントエンド開発、バックエンド開発に便利なパッケージの調査・導入を行なっていた。
これまでは(当たり前やけど)上から振ってもらったタスクをこなすのがほとんどだったから自分で考える範囲が広いこの作業は楽しかったし、この経験はめちゃくちゃタメになったなと個人的には思っている。
この先当分Laravelを使っていくかわからないけど、Laravel開発を効率化するパッケージについてはまたブログにまとめたいなと思っている。
で、環境構築があらかた終わった後はNextでのフロントエンド開発にも着手していた。
Next+Tailwind CSSの開発体験は個人的にはよかったと思っている。(現時点ではTailwind CSSを導入している企業さんは少なそうやけどねw)
本業外
Magic Keyboardに続き、別のフォロワーさんからなんとlogicoolのMX MASTER 3 for Macというマウスをもらった。
で、出来上がったデスク環境がこれ。
今はこれで作業をしている。2022年はデスク環境を大幅にアップデートしたいと思っている。
業務外の活動として今年1月から運営しているつながる勉強会に関して、イベントオーガナイザーならわかると思うが参加予定者の直前キャンセル、当日無断欠席にムカついて、記事を書いた(笑)

あと、基本情報技術者試験に合格していることが正式に通達された。
9月
本業
9月からNuxt+Laravelへの参画はほぼ終了して、Next+Laravelの案件をメインに進めることに。
ここからガッツリ開発を進めていった。フロントエンド開発は初Nextだったので基本に忠実というかなるべく一般的な実装を心掛けるとして、LaravelでのAPI開発は慣れている部分も多かったので、設計的なチャレンジをしようとこの教材で勉強した。

個人的には僕がこれまでTechpitで購入した教材ではダントツNo.1の教材。
実務経験1年すぎたLaravelエンジニアはやることをオススメできる。
ここで学んだ手法や思想はできる範囲で今のプロジェクトに取り入れている。
Laravelの実装は僕がリードしていき、Nextの実装はReact経験のあるアルバイトの学生の子と2人であーでもないこーでもないと話し合い協力しながら開発を進めているのが楽しかった。年齢は関係なく自分より知見のある人と仕事をするのは勉強になる。
本業外
関西学院大学のTech.Uniというプログラミング研究会が開催するハッカソンに僭越ながら審査員として参加させてもらった。
イベントレポートは以下の記事に書いているが、学生さんのレベルの高さにアラサーの僕は震えまくりました(汗)

28歳でWebエンジニアとしてのキャリアをスタートした自分からすると「20歳前後でプログラミングに興味持つとか人生勝ちゲームじゃん…」と羨ましく思ったし、そもそも学生時代から自己研鑽していることに大尊敬です。
他には、副業でとあるスタートアップの開発にジョインさせてもらえることになったのもこのタイミング。(技術スタックはTypeScript/React/Next/Expressと激アツ)
Offersや複業クラウド等の副業案件用のプラットフォームに登録していたがこの副業はLinkedinからだった。意外。
単価も(相場はよくわからんけど)個人的には申し分なく技術スタックも事業ドメインも踏まえ、めちゃくちゃ良い環境で仕事させてもらえているので大変満足。
あとは、神戸エンジニアラボさんの活動につながる勉強会としてお声がきいただきイベントに参加。
まだ特に何もできてないけど自治体とコネクションができたのはよかった。
つながる勉強会を立ち上げるとき「神戸で目立てば何か起こるんじゃない?」と思っていたけど、立ち上げ9ヶ月目にして早速何か起こったので続けてみるもんだなと思った。(まあまだ何か起こっただけ、やけど)
10月
本業
相変わらずNext+Laravelのプロジェクトの開発メイン。
LaravelではAPI実装+テストコード実装をセットで開発を進めていた(コア&テスト書くのが大変なところは手動でテストする)。
PHPUnitでのテストコード実装もこの時が実務では初で一気にノウハウが溜まった(気がする)。
また、アルバイトの学生さんから「React書き始めてまだ1ヶ月とかですよね…?」とこれまた嬉しいことを言われた。
とはいえまだまだ知識不足で保守性・拡張性を考慮したコードは書けてないと思える場面はたくさんあった。
バックエンド開発歴の方が長いので当たり前ですがフロントエンド開発にかかる工数が明らかに多かったので、この頃はフロントエンド領域の技術記事をたくさん書いた。(逆にLaravelに関する業務外での勉強は一旦ストップした)
TypeScript・Reactについて書いた記事はこちら↓
僕は継続的に技術記事を書いているけど、記事を書くことは色々良いことばかり。オススメ。
あと本業関係のトピックというと、現職で社内勉強会を立ち上げた。
自分で企画書をまとめて役員に説明して会社公認の勉強会を立ち上げることができた。
2021年10月に初開催で、立ち上げてから3ヶ月くらい経ったけど色々見えてくるものがあり、良い経験になっている。(これに関しても記事にまとめたいなと思っている)
ちなみに社内勉強会1発目の僕の登壇スライド。
本業外
10月は実務経験が1年半を経過したタイミングだったので自分の市場価値を知るために転職ドラフトを活用した。
結果としてはWebエンジニアの将来性、また自分のIT人材としての将来性を大きく感じることができ満足できるものだった。
詳しい内容は以下の記事にまとめている。読み物としても結構面白いと思うのでぜひ読んでみて欲しい。

また、Twitterでは大々的にまだアナウンスしてなかったけど実は1年ちょっと続けたプログラミングスクールのメンターを10月いっぱいで辞めた。
(ここでのカミングアウトすみません)
辞めた理由はもちろんですがネガティブ要素が強い。
少し前にバズったこの記事は共感の嵐だった。

先に言っておくけど、僕の上の記事の筆者と同じくプログラミングスクールに行く選択は全然アリだと思っている。
僕がメンターを辞めた理由についてもしかしたら気になる人もいるかもしれないからどこかでブログにまとめようと思っている。優先度は低いけど多分まとめる。
これまでの僕のメインの副業だったメンターを辞めたことでここから僕の活動としては
- 本業(Webエンジニア)
- 副業(Webエンジニア)
- イベント運営
となり、Webエンジニアとしてのレベルアップに集中している。
余談やけど、実務経験が1年半を超えたこのあたりから企業からのスカウトが一気に増えた。
実務経験が1年半を超えたからなのか、バックエンド歴の方が長い&TypeScript+React+Nextの経験がある(Vue+Nuxtも一応ある)からなのか、技術記事をコンスタントに執筆しているからなのか、Webエンジニア向けのイベント運営をしているからなのか、可能性のある要因が結構あってわからないけど、市場からの需要が高くなっていることが体感できてモチベーションが上がった。
※フロントエンドエンジニア(というよりReact/Nextエンジニア)としてのスカウトも一定数あったので、Twitterでキャッチできる通り、Reactを導入したいけどエンジニアが取れない!という企業が多いのかもしれない。知らんけど。
11月
本業
開発に関しては引き続きNext+Laravelでの開発。
React/Nextの知識も少しずつついてきて、リファクタリングした方が良い箇所が溢れるように見つかった(笑)ので少しずつリファクタリングしつつ機能開発を行なった。
と言いつつ、この頃からアルバイトの学生以外で社内で開発に関して相談できる人が全くいないこと(社内でReactが初導入)で今の自分にしては難易度の高い実装で結構困ることが多くなった。(10月から困ることだらけだったけどw)
で、Twitterを「自分より知見のあるエンジニアから技術的なアドバイスをもらう場」としてフル活用しだした。
結論、色々な方が丁寧に教えてくれたのでフォロワーがそこそこ多くて本当に良かったなと思った。これこそがWebエンジニアのTwitterのベストな活用法なのでは?と思えるくらい。
そしてTwitterでの情報発信自体結構前に適当になりつつあったのがさらに適当になってきた。
まあ、これには理由があるのでこれもどこかで記事にまとめたい。
※この記事を書きながらブログにまとめたいネタが出てきまくってておもろい。
このプロジェクトでの自分のポジション、技術スタック、案件特徴などなど、自分の成長は結構感じているけど、(自分で社内で初の技術を選定しておいてアレだが)社内に十分な知見がある人がいない状態で技術的なリードポジションを務めることのデメリットとかしんどさを身をもって感じたのもこのタイミング。(このフラストレーションは副業も相まってこれからますます膨れていくのであった…汗)
また、元からの知り合いだけど実務未経験で中途入社されたエンジニアの社内メンターになった。
社内メンターは今年本業でやりたかったことなので果たせてよかった。
実際にメンターになってみて、メンターというか人の上に立つ人間としてまだまだだなと思うことが結構あったのでこの辺も少しずつレベルアップしていかないといけないなと思っている。
メンティーがビジネスパーソン的に優秀なのでめっちゃ助かっている。感謝。
本業外
名人さんと共同開催したITエンジニアの転職経験談 LT会で登壇した。

自分が運営している勉強会以外での対外イベントでの登壇は初で、かつ参加者が80名を越えておりとても良い経験になった。
登壇資料はこちら。
本ブログのこちらの記事ににイベントレポートもまとめている。

そしてそして!個人的11月のNo.1のビッグイベントはつながる勉強会を初めてオフライン開催したこと!!!

2021年1月の立ち上げ以来コロナ感染症を考慮してオンライン開催していたけど、そろそろイケるかということでオフライン開催。
これまでずっとオンラインで画面越しで話ていた方々と対面でお会いした時、なぜかめっちゃ感動した(笑)
あとオフラインでの熱量も個人的には良くて(バイブスが上がる感じ?笑)、参加者からも嬉しい声をたくさんもらって改めてオフラインで開催してよかったなと思った。
イベントレポートはこちら記事でまとめているので関西圏に住んでいる方はぜひ読んでみて欲しいっす。

12月はクリスマスとか年末のお休みとかあるから開催を見送ったけど、1月は実施するので関西圏在住の方で勉強会参加してみたいなって方はぜひ。
そのオフラインイベントでの僕の登壇内容はこれです。
つながる勉強会は2022年は基本オフラインで開催していく。
12月
本業
11月いっぱいで唯一社内でReactの知見があるアルバイトの方の勤務が終了して、本当に社内で聞ける人が全くいない状態になってしまった(汗)
まあ11月の時点で全機能は荒削りなところはあったけど実装完了していたのでギリセーフ(?)だったかな…。
実装面で大きなところはNextでの状態管理でContext APIを使っていたところのほとんどをRecoilに移行したこと。
個人的には記述量が減るし、記述量が減ることで可読性が下がることもないので開発体験としては良いかなと思った。
また11月に引き続き、メンティーと毎日2回(朝・夕)1on1をして、チケットを振って、質問対応して、PRをレビューしてという教育(?)も並行してやっていたので充実度としては高かった。
これからデプロイフェーズになるので、これまでのWebエンジニアとしての実務の中で経験が無いに等しいインフラ(AWS)について勉強しないといけないと怯えている。。
Next.js+Laravelのデプロイ方法としては現状ではECS(Fargate使用)が有力かなと思っている。
CI/CDも構築したいけど、現時点でソース管理がBacklogのGitリポジトリでありCI/CD連携の自由度が低すぎるので、来年の頭からGitHubの移行を持ちかける予定である。
本業外
これは本業の話でもあるけど、12月の上旬は兄の結婚を祝うために(妻と娘を残して)地元に帰省して1週間実家でリモートワークした。
「どこでも働ける」職種であることを体感できるこういう時にWebエンジニアに転職してよかったと思った。
Webエンジニアになる前の仕事だったら100%無理だったな…。
とはいえ、実家には当然モニターはなくMBP1台での仕事だったけど、作業効率は言わずもがなやけど下がった。
これは今後どうにかしたいなと思っている。
普段バリバリエディターにコード書いている人は家以外で仕事するってなった時作業環境はどうしているのか結構気になる。
せっかく福岡に帰省したのでTwitterで知り合った福岡在住のエンジニアさん数名とお茶してきたけど、楽しかった。(語彙力)
あとはQiitaのAdvent Calenderに初参加して技術記事を投稿した。

最近技術記事はもっぱらブログに書いているけど、そこそこLGTMがついたのでやっぱり人に見られたことが数字として現れるのは嬉しいなと感じた。来年も参加しようかな。
あ、来年はつながる勉強会でアドベントカレンダーを回したい。
副業での開発はありがたいことに自分より遥かに強強の方にコードレビューをしてもらっていて、引くほど勉強になっている。
本業のところで書いた社内に誰も聞ける人がいない、もちろん僕のコードをレビューできる人もいない環境なので副業での学びの多さに今後の自分の身を置く環境を考えないといけないなと思い始めた。
2021年まとめ
長々と振り返ってきたけど、改めてめちゃくちゃ濃い1年だったなと思った。
経験したこととかやったことをギュッとまとめようと思う。
本業
- Webエンジニア→Webエンジニアの転職をした
- TypeScript/React/Next/Vue/Nuxt/Tailwind CSSの実務経験が積めた
- PHPUnitでのテストコードが書けるようになった
- フロントエンドとバックエンドを切り分けた開発の経験が積めた
- 技術選定、アーキテクチャ設計、DB設計を経験できた
- プロジェクトをリードするポジションを経験できた
- 社内メンターになった
- 社内勉強会を立ち上げて登壇した
- 帰省時に実家でフルリモートした
本業外
- つながる勉強会を立ち上げた
- 自治体とのコネクションができた
- ブログをコンスタントに書けた
- Tech.Uniさんのハッカソンに審査員として参加した
- プログラミングスクールのメンターを辞めた
- 副業でスタートアップの開発にジョインできた
- 副業でフロントエンドのテスト(Jest)をかじった
- 対外イベントで初めてLT登壇した
- つながる勉強会をオフラインで開催できた
- グルメインスタ運用
- 基本情報技術者試験に合格
- フォロワーさんのおかげでデスク環境が少しアップグレードした
- Webエンジニアに転職する前の年収を2年目で超えれた
濃い!!!(笑)
振り返ると改めて濃いなと思うし、育児をしながらにしては我ながら頑張ったんじゃないかなと思う。
(ここまで僕が活動できたのは間違いなく妻のサポートのおかげです)
個人的にはWebエンジニアに転職する前の年収を本業+副業で超えることができたのが嬉しかった。
とはいえ本業収入がまだまだ…妻子持ちである以上、経験ややりがいだけでなく収入も仕事をやる上では大事な要素なので着実に伸ばしていきたい所存。
2022年の目標
先のことなんてどんどん変わっていくと思うけど、一応2021年中に2022年の目標を決めておこうと思う。
- TypeScriptでのサーバーサイド開発の実務経験を積む(Express or Nest.js)
- インフラの実務経験を積む
- 転職する…かも
- エンジニア採用に関わる
- グラフィックデザインの勉強を始める
- 2021年の年収を超える
- つながる勉強会の月1開催を継続する
- デスク環境を大幅アップデートする
- ブログを月2以上更新する
- イベントで1回以上登壇する
もっと濃い1年になると思うというか濃い1年にするけど、ひとまずはこれらの目標は達成したい。
「グラフィックデザインの勉強を始める」だけなんか浮いている感じがするが、今後の人生で絶対やってみたいことに繋がるので入れている。
デスク環境を大幅にアップデートするために欲しいものは既にAmazonの欲しいものリストに入れているので少しずつ揃えていきたい。
最後に
2021年を覚えている範囲で振り返ったけど、想像以上に濃い1年だったしまだまだWebエンジニアとして頑張っていかないといけないレベルやけどまあ頑張ったんじゃないかなと思った。
この長い記事を最後まで読んでくださった方もぜひ2021年の振り返りをして、「うわ、僕(私)こんなにできること増えているじゃん!」とか「こんなに頑張ったのか!」とか、存分に自分を褒めてください!
自己肯定感爆上がりして来年も頑張れると思う。
こういう振り返りはいつまでやるかわからないけど、来年またできたらいいなと思う。
最後まで読んでいただき感謝です。
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というわけで、おわり
P.S.
神戸で運営中の勉強会です。現役エンジニア、駆け出しエンジニア問わず参加してくださっており雰囲気めちゃくちゃ良いのでご興味ある方はぜひ来てください。
Speaker Deckには過去の登壇資料を掲載しています。
コメント
コメント一覧 (2件)
もう前職の年収を越えたんですね!すごい!わたしもがんばります!いろいろ。
ありがとうございます!
お互い頑張りましょう!